青岸渡寺のご朱印
西国三十三所 ご朱印

西国三十三所

和歌山の神社・仏閣
青岸渡寺(せいがんとじ)
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住所/〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
TEL/0735−55−0001
アクセス
★電車/JRきのくに線「紀伊勝浦」駅より
     熊野交通バス「那智山(神社お寺前駐車場)」下車 徒歩約15分
★車/紀勢自動車道「紀勢大内山」ICより国道42号線を経て約4時間
   あるいは阪和自動車道「南紀田辺」ICより国道311、168号線を経て約3時間半
駐車場/300台(800円〜/1日)
 *大門坂駐車場は無料(ここからは徒歩約40分)
拝観料/無料  三重塔/200円
拝観時間/5:00〜16:30

山門
山門
本堂
本堂

天台宗。山号は那智山。西国三十三所観音霊場第一番札所、神仏霊場和歌山第二番。
2004年7月、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録。
開基は印度天竺の僧、裸形上人。仁徳天皇の時代に那智大滝で修行し、滝壷で八寸の観音菩薩を感得し草庵を営んだのが始まり。()

本堂
本堂
本堂
本堂
世界遺産碑
世界遺産碑

平安中期から鎌倉時代にかけ熊野詣が盛んになり、この時花山法皇が三年間山中に参籠し、那智山を一番に近畿各地の三十三の観音を巡拝したので西国三十三所観音霊場第一番札所となる。()

県指定天然記念物 タブノキ(犬楠)
県指定天然記念物 タブノキ(犬楠)
宝篋印塔
宝篋印塔
三重塔と那智大滝
三重塔と那智大滝

隣接する熊野那智大社とともに神仏習合の修験道場であったが、明治時代の神仏分離により、仏像仏具類は補陀洛山寺に移されはしたが、取り壊しまではいかず本堂のみ残された。その後、信者により神社側から独立し、「青岸渡寺」と名付け、天台宗の一寺として再興された。
熊野三山の他の二つである熊野本宮大社熊野速玉大社では仏堂がすべて取り壊された。()

鐘楼
鐘楼
御詠歌碑
御詠歌碑

寺社巡り覚書
青岸渡寺の石段を降りたところに立派な山門があるが、通常のコース:大門坂〜熊野那智大社〜青岸渡寺〜那智大滝では、この山門が見られない。途中で寄り道が必要。()

熊野古道 大門坂
熊野詣は熊野本宮大社から熊野速玉大社、そして熊野那智大社の順に参るのが公式ルートと言われている。これが中辺路ルート。
最終の熊野那智大社への入り口が大門坂で、ここには大門があり通行税が徴収されていたと言われている。またこの大門が青岸渡寺の山門として移設されたとも言われている。()

大門坂入り口
大門坂入り口
石造鳥居
石造鳥居

(左下)夫婦杉 石畳敷の石段は267段、距離は約600m、この入口に「夫婦杉」と呼ばれる、幹周り約8.5m、樹高約55m、樹齢約600年の老杉がある。
(右下)多富気王子跡 熊野九十九王子の最終王子。王子とは熊野参詣道に祀られた熊野の神の分社で、一番最初は大阪天満にあった窪津王子。現在は天王寺の堀越神社に合祀されている。()

夫婦杉
夫婦杉
多富気王子跡
多富気王子跡

ほとんどのツアーや観光客は、終着の「那智山」バス停まで行ってしまうが、熊野古道を味わうには大門坂より登ってみたい。また「大門坂」バス停から、石畳敷石段を登り始めると約30分程度要するが、次の「熊野古道」バス停からだと(左下写真)に入ることができ、かなり楽で熊野古道の雰囲気も味わえる。()

「熊野古道」バス停からの入り口
「熊野古道」バス停からの入り口
石畳道
石畳道

大門坂を登り切るとさらに急な石段が続く(左下写真)。473段の石段を登り切るとやっと境内に到着。(右下写真)途中の広場からの眺め。右に青岸渡寺山門、中央に熊野那智大社一の鳥居、左に熊野那智大社拝殿と二の鳥居。()

表参道
表参道
(左)那智大社拝殿と二の鳥居、(中央)那智大社一の鳥居、(右)青岸渡寺山門
(左)那智大社拝殿と二の鳥居、
(中央)那智大社一の鳥居、(右)青岸渡寺山門



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