神仏霊場会
仏教が日本に伝来したときにはすでに「八百万の神(やおよろずのかみ)」を祀る神道が広く信仰されていました。仏教は外来宗教ですが、日本は柔軟に受け入れ、神と仏が混在する「神仏習合」という信仰形態になりました。いまでも大晦日にお寺の除夜の鐘をつき、元日には神社へ初詣に行きます。 しかし、明治維新以後「神仏分離令」で神と仏を区別し、完全に分離する政策が取られました。これにより神社の神宮寺が取り壊されたり、「廃仏毀釈」運動が全国的に広まりました。 ところが近年、神道界と仏教界の両方から、本来あるべき姿を取り戻そうという動きが起き、主に関西地区の150あまりの社寺の参加による社寺巡拝が行われるようになりました。 詳しくは ⇒神仏霊場会の公式サイト「神仏霊場巡拝の道」
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