熊野那智大社のご朱印帳とご朱印
ご朱印帳 ご朱印

和歌山の神社・仏閣
熊野那智大社
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住所/〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
TEL/0735−55−0321
アクセス
★電車/JRきのくに線「紀伊勝浦」駅より
     熊野交通バス「那智山(神社お寺前駐車場)」下車 徒歩15分
★車/紀勢自動車道「紀勢大内山」ICより国道42号線を経て約4時間
    あるいは阪和自動車道「南紀田辺」ICより国道311、168号線を経て約3時間半
駐車場/30台(800円/1日)
*大門坂駐車場は無料(ここからは徒歩約40分)
拝観料/無料  宝物殿/300円
拝観時間/8:00〜17:00

一の鳥居
一の鳥居
世界遺産碑
世界遺産碑

神仏霊場和歌山第三番。
御祭神は「第一殿」瀧宮 大巳貴神(大国主神)、「第二殿」証誠殿 熊野家津美御子大神(くまのけつみこのおおかみ)(熊野家都御子大神)[通称では素戔嗚尊(すさのをのみこと)(須佐之男神)]、「第三殿」中御前 熊野速玉男大神(くまのはやたまおのおおかみ)[通称では伊奘諾尊(いざなきのみこと)(伊邪那岐神)]、「第四殿」西御前 熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)熊野牟須美大神(くまのむすみのおおかみ)、通称では伊奘冉尊(いざなみのみこと)(伊邪那美神)]、「第五殿」若宮 天照大神、「第六殿」八社殿 天神地祇八神。
社伝によれば、神武天皇が熊野灘から那智の海岸に上陸した際、那智山に光が輝くのを見て、那智の大滝をさぐりあて、神として祭り、八咫烏の案内で山々を越え大和に入ったとある。
317年に那智の大滝より社殿を現在の場所に移し、大滝を「別宮飛瀧大神」とし、新しい社殿には夫須美神を祀ったのが「熊野那智大社」の始まり。
やがて仏教伝来、役小角を始租とする修験道とともに熊野権現として崇められ、上皇、女院、武将や庶民の崇拝が増え、「蟻の熊野詣」と称されるようになった。

二の鳥居
二の鳥居
宝物殿
宝物殿

新宮市の熊野速玉大社、本宮町の熊野本宮大社と共に熊野三山の一社で、全国約4千社と云われる熊野神社の御本社でもあり、日本第一大霊験所根本熊野三所権現として崇敬の厚い社でもある。
近くには南紀勝浦温泉があり、吉野熊野国立公園特別地域である。また2004年7月、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録されている。

拝殿
拝殿
天然記念物「那智の樟」(樟霊社胎内くぐり)
天然記念物「那智の樟」(樟霊社胎内くぐり)

寺社巡り覚書
「樟霊社胎内くぐり」として、老樟の精にあやかって無病息災・長寿を願って崇められている天然記念物の大きな樟がある。根幹部の空洞を通り抜けることができる。これは熊野三山造営の勅使として参った平重盛の手植えの樟として伝えられている。

熊野古道 大門坂
熊野詣は熊野本宮大社から熊野速玉大社、そして那智大社の順に参るのが公式ルートと言われている。これが中辺路ルート。
最終の那智大社への入り口が大門坂で、ここには大門があり通行税が徴収されていたと言われている。またこの大門が青岸渡寺の山門として移設されたとも言われている。

大門坂入り口
大門坂入り口
石造鳥居
石造鳥居

(左下)夫婦杉 石畳敷の石段は267段、距離は約600m、この入口に「夫婦杉」と呼ばれる、幹周り約8.5m、樹高約55m、樹齢約600年の老杉がある。
(右下)多富気王子跡 熊野九十九王子の最終王子。王子とは熊野参詣道に祀られた熊野の神の分社で、一番最初は大阪天満にあった窪津王子。現在は天王寺の堀越神社に合祀されている。

夫婦杉
夫婦杉
多富気王子跡
多富気王子跡

ほとんどのツアーや観光客は、終着の「那智山」バス停まで行ってしまうが、熊野古道を味わうには大門坂より登ってみたい。また「大門坂」バス停から、石畳敷石段を登り始めると約30分程度要するが、次の「熊野古道」バス停からだと(左下写真)に入ることができ、かなり楽で熊野古道の雰囲気も味わえる。

「熊野古道」バス停からの入り口
「熊野古道」バス停からの入り口
石畳道
石畳道

大門坂を登り切るとさらに急な石段が続く(左下写真)。473段の石段を登り切るとやっと境内に到着。(右下写真)途中の広場からの眺め。右に青岸渡寺山門、中央に那智大社一の鳥居、左に那智大社拝殿と二の鳥居。

表参道
表参道
(左)那智大社拝殿と二の鳥居、(中央)那智大社一の鳥居、(右)青岸渡寺山門
(左)那智大社拝殿と二の鳥居、(中央)那智大社一の鳥居、(右)青岸渡寺山門



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