宇佐神宮の御朱印
御朱印 御朱印
宇佐神宮六郷満山霊場 御朱印

宇佐神宮六郷満山霊場(宇佐神宮)
宇佐神宮六郷満山霊場 御朱印

宇佐神宮六郷満山霊場(宇佐宮 弥勒寺)

大分の神社・仏閣
宇佐神宮
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住所/〒872-0102 宇佐市南宇佐2859
TEL/0978−37−0001
アクセス
★電車/JR日豊本線「宇佐」駅より、大分交通バスで約10分
         「宇佐八幡」バス停下車 徒歩約10分
★飛行機/大分空港より大分交通快速リムジンバスで約1時間
         「宇佐八幡」バス停下車 徒歩約10分
★車/宇佐別府道路「宇佐」ICから約10分
駐車場/約600台(400円)
開門時間/4〜9月 5:30〜21:00
      10〜3月 6:00〜21:00
       (境内無料)
拝観料/300円(宝物館)
拝観時間/9:00〜16:00

表参道
表参道
表参道と社号碑
表参道と社号碑

全国八幡社の総本宮。
御祭神は一之御殿に八幡大神(はちまんおおかみ)[誉田別尊(ほんだわけのみこと)(応神天皇)]、
二之御殿に比売大神(ひめおおかみ)[多岐津姫命(たぎつひめのみこと)市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)多紀理姫命(たぎりひめのみこと)]、
三之御殿に神功皇后(じんぐうこうごう)[息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)]を祀る。
宇佐神宮六郷満山霊場第1番札所(宇佐神宮)、第2番札所(宇佐宮 弥勒寺)。()

神橋
神橋
黒男神社
黒男神社

八幡大神とは応神天皇の御神霊で、571年に宇佐の地に御示現になり「われは誉田天皇広幡八幡麿呂なり。我名をば護国霊験威力神通大自在王菩薩と申す」と告げたという。
応神天皇は英明にして、大陸の文化や産業を導入して新しい国づくりを進め、皇室では伊勢につぐご先祖の神社として崇敬され、特に勅使の和気清麿に国体を正す神教を授けたことで有名である。()

大鳥居
大鳥居
春宮神社
春宮神社

能楽殿
能楽殿
絵馬堂
絵馬堂

この宇佐は神代に比売大神が天降られて早くから開けた処で、宇佐の国造はこの神を奉祀してきた。また神武天皇御東征の皇軍を迎えた聖地でもあった(一柱騰宮(あしひとつあがりのみや))。
比売大神は、後に筑前の宗像大社や安芸の厳島神社に祀られ、福徳愛敬、交通安全等の守護神として崇められ、また神功皇后は母神として宇佐に祀られ、神人交歓、安産、教育等の神徳も高くあらわれた。()

絵馬
絵馬
絵馬
絵馬

祓所
祓所
力石
力石

清和天皇のとき僧行教により、860年に平安京の鎮護として宇佐の御分霊を祀り石清水八幡宮を創立し、源頼朝は鎌倉幕府の鎮守として鶴岡八幡宮を建てるというように全国に四万社余りの御分社が次々に祀られた。また聖武天皇の勅願で、神宮寺弥勒寺を建てられたことにより、国東半島を中心とした六郷満山の仏教文化発祥に多大な影響を与えた。()

神井
神井
祈祷殿
祈祷殿

宇佐鳥居・西大門
宇佐鳥居・西大門
西大門
西大門

(左上)宇佐鳥居 宇佐神宮独特の鳥居で額や額束(がくづか)がなく、柱の上部に黒い台輪(だいわ)が置かれているのが特徴。上宮手前の鳥居は木製で県指定有形文化財にも指定されており、境内の鳥居はすべてこの様式にならっている。

春日神社・北辰神社
春日神社・北辰神社
住吉神社
住吉神社

南中楼門(勅使門)
南中楼門(勅使門)
神札・お守り授与所
神札・お守り授与所

本殿は国宝に指定され、南に面し、向かって左から第一殿(725年創建)、第二殿(733年創建)、第三殿(823年創建)の三棟が並んでいる。現在の本殿は1855〜1861年にかけて造営されたもので、1963〜64年(昭和38〜39年)に大修復が行われた。三殿とも白壁朱漆柱の華麗な建物で規模はほぼ同じ、切妻造の屋根を二つが造り合いになっている。横から見ると屋根がM字に見える八幡造りという古い神社形式を今に伝えている。
ここでは古くから「二礼・四拍手・一礼」の作法で行われる。この形は往古より受け継がれてきたもので史料はなくその起源は不詳という。()

南大門
南大門
南大門
南大門

左が上宮、右が下宮
左が上宮、右が下宮
若宮神社
若宮神社

(右上)若宮神社 応神天皇の子供の仁徳天皇を祀る。御祭神の三体の神像は国の重要文化財に指定されている。()
(下)下宮 御祭神は上宮と同じで、古くから御炊殿(みけでん)といい、神へ捧げる食事を調理する場所でもあった。創建は810〜824年といわれる。()

下宮
下宮
下宮
下宮

神武天皇聖蹟菟狭顕彰碑
神武天皇聖蹟菟狭顕彰碑
聖跡一柱騰宮跡碑
聖跡一柱騰宮跡碑

(左上)神武天皇聖蹟菟狭(うさ)顕彰碑 日本書紀には神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)(神武天皇)が御東征のおり、日向を発たれ、椎根津彦命(しいねつひこのみこと)の水先案内で豊後水道の難所を通り抜けて宇佐に上陸され、このとき宇佐国造の祖である菟狭津彦命(うさつひこのみこと)菟狭津媛命(うさつひめのみこと)が天皇一行をこの騰隈(とうのくま)の地でお出迎えになり、一柱騰宮(あしひとつあがりのみや)を建て(みあえ)(ご馳走)を奉ったと記されている。
これを記念して1940年(昭和15年)に顕彰碑が建てられた。
一柱騰宮(あしひとつあがりのみや)跡は寄藻(よりも)川に架かる呉橋の南側の高台と伝えられ、この一帯は騰隈(とうのくま)と呼ばれている。()

授与所・御朱印所・神宮庁
授与所・御朱印所・神宮庁

西参道鳥居(鳥居の向こうは呉橋)
西参道鳥居(鳥居の向こうは呉橋)
呉橋
呉橋

(右上)呉橋 寄藻(よりも)川に架かる神橋で、西参道からの入口に当たるが、昭和初期まではこの通りが表参道であった。
創建年代は不詳で、昔に中国「呉」の人が架けたと伝えられている。1622年細川忠利公が修築したものが現存するが、1876年(明治9年)、1937年(昭和12年)と修理が加えられ、1951年(昭和26年)頃に河川の拡幅と堤防工事が施工されたためコンクリート橋が正面に取り付けられた。()

鉄鳥居の沓石
鉄鳥居の沓石
亀山神社
亀山神社

(左上)(かね)鳥居の沓石(くついし) 西参道は奈良時代以来、勅使参向等に使用されたので勅使街道と呼ばれた。呉橋前の参道入口には古くから鳥居が建てられていた。
1736年の火事で木の鳥居が焼失した後、1743年に江戸の住人藤木平左衛門によって鉄鳥居が寄進された。
多くの参拝者に親しまれたが、戦時中の金属類回収令により供出され、今は沓石(くついし)のみが往時の歴史を伝えている。()

茅の輪
茅の輪
奉納された酒樽
奉納された酒樽
頓宮
頓宮
養蚕神社・八坂神社
養蚕神社・八坂神社

(左上)頓宮(とんぐう) 仮殿(かりどの)御仮屋(おかりや)ともいわれ、当神宮では夏越神幸祭(なごしのしんこうさい)(7月31日〜8月2日)が斎行される際に三基の神輿(みこし)御鳳輦(ごほうれん))がこの頓宮まで御巡幸ののち遷御される。この大祭は明治以前まで御祓会(おはらいえ)御禊会(みそぎえ)とも称されたが、古式による独特な祓いの儀、菅貫神事(すがぬけしんじ)が今も行われている。また現在の頓宮は1932年(昭和7年)より始まった昭和大造営の折に新築されたものである。
古く880年には33年毎の式年造替が行われ、この頓宮一帯に上宮、下宮、若宮の各本殿と寸分たがわない白木造りの仮殿が建てられた。しかしこの仮殿の造営も中世戦乱のため次第に行われなくなり、1680年には神橋付近に頓宮が造営され昭和初期まで使用された。()

大尾山参道
大尾山参道
大尾山参道
大尾山参道
大尾山参道鳥居
大尾山参道鳥居
大尾神社鳥居
大尾神社鳥居

(下)摂社大尾神社(おおじんじゃ) 御祭神は八幡大神。
八幡大神は奈良の都の大仏開眼式に臨まれ、宇佐へご帰還の後、765年に大尾山にしばしの間鎮座するとの御託宣により山上に本殿を造営、15年間お鎮まりになった。この間、769年7月11日、和気公は「宇佐使」として当地に参向、皇統を守護する託宣を受けられた。
大神が本宮へ還御されたのち神勅拝受の聖蹟として八幡大神の御分霊を祀り、大尾神社と称された。()

大尾神社
大尾神社

和気清麻呂公碑
和気清麻呂公碑
大尾神社本殿
大尾神社本殿
大尾山参道石段
大尾山参道石段

(左上)和気清麻呂公碑 1915年(大正4年)に造立された宇佐八幡宮神託事件で活躍した和気清麻呂公の顕彰碑。文字は日本海海戦の指揮官東郷平八郎の揮毫である。()

護皇神社
護皇神社
木匠祖神社
木匠祖神社

(左上)末社護皇神社(護王神社) 御祭神は和気清麻呂朝臣命。769年7月11日、和気公は宇佐使として当地に参向「我国は開闢以来君臣の分定まれり、天津日嗣は必ず皇儲をたてよ。無道の者は速やかに掃い除くべし」という八幡大神の御託宣を受け、道鏡の野望はくじかれ皇統が守護された。山上の摂社大尾神社付近は神託を受けた旧蹟である。()

弥勒寺跡
弥勒寺跡
弥勒寺跡
弥勒寺跡

(上)弥勒(みろく)寺跡 738年に境内に建立された神仏習合文化発祥の壮大な寺院の跡。明治時代の神仏分離により廃寺となる。現在、金堂に安置されていた薬師如来坐像は大善寺に安置され国指定有形重要文化財に指定されている。また講堂にあった丈六弥勒仏坐像と大弐堂の阿弥陀如来立像は極楽寺に安置されている。()

大元神社遥拝所
大元神社遥拝所
御許山
御許山

(左下)26号蒸気機関車(クラウス号) 宇佐八幡駐車場の南側に展示されている機関車で県指定有形文化財。1891年(明治24年)のドイツ製で1948年(昭和23年)に国鉄から大分交通に譲られると、宇佐駅と宇佐神宮を結ぶ宇佐参宮鉄道の主役として1965年(昭和40年)まで活躍した。()

26号蒸気機関車(クラウス号)
26号蒸気機関車(クラウス号)
宇佐駅
宇佐駅

寺社巡り覚書
JR日豊本線「宇佐」駅は朱色の柱に注連縄が飾られている。





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