住所/〒882-0041 宮崎県延岡市北小路3739TEL/0982−32−2251 アクセス★電車/JR日豊本線「延岡」駅下車 徒歩約20分 またはバスで「北小路」バス停下車 徒歩約5分 ★車/延岡道路「延岡」ICより約10分 駐車場/約20台(無料)拝観料/無料
曹洞宗。山号は萬歳山(ばんざいざん)。本尊は釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)。福井県の大本山永平寺・神奈川県の大本山総持寺を両本山とし、滋賀県の總寧寺の流れを組む。1616年、延岡藩主有馬直純が大丹山西林寺を改称して台雲寺を復活させ、近江国の總寧寺第14世安月和尚を迎えて曹洞宗として開山した。寺号は有馬氏の祖先で初代有馬遠江守経澄の法号「正行寺院殿台雲座蓮大居士」の台雲からとったもである。境内には、延岡藩最後の藩主内藤政擧(まさたか)公の墓所や、空の先駆者・後藤勇吉の墓所がある。()
(下)佛足跡 1829年にこの地の樋口種実という人が父母の菩提を弔うため、奈良の薬師寺の佛足跡を模してその四分の一の大きさに作ったものである。佛足跡とは、お釈迦様が入滅する前に残したといわれる足跡を石に刻んだもので、古来インドに於いては佛足跡を敬礼することが盛んであり、敬福によって罪障を除き、幸福を得られると信じられていた。宮崎県内では唯一ここだけにある。()