室戸世界ジオパーク
室戸市は全域が２０１１年、科学的に価値の高い地形や地層などを認定する「世界ジオパーク」に選ばれた。
御厨人窟(みくろど)の北にある青年大師像の近くから乱礁遊歩道に入ることができる。１９７４年から整備され、周辺には奇岩群のほか、ハマユウやアコウなど亜熱帯植物があり、空海が修行中に行水したとされる池なども残っている。
また室戸岬町と佐喜浜町の境の鹿岡鼻にある海中から直立する２つの岩柱は夫婦岩と呼ばれる。しめ縄でしっかりと結ばれ､まるで夫婦が連れ添っているよう。多年の風触作用による蜂の巣構造と風紋が美しい。
他にも岬には室戸岬灯台、最御崎寺(ほつみさきじ)、中岡慎太郎銅像、少し離れば金剛頂寺(こんごうちょうじ)、津照寺(しんしょうじ)、 室戸ドルフィンセンターがある。