箸蔵寺の御朱印と御影
四国別格二十霊場

四国別格二十霊場
四国三十六不動霊場

四国三十六不動霊場
四国別格二十霊場 御影

四国別格二十霊場
御 影
四国霊場 開創1200年記念 御影

開創1200年記念
御 影
四国別格二十霊場 散華

四国別格二十霊場
散華

徳島の神社・仏閣
箸蔵寺(はしくらじ)
【箸蔵寺のサイトへ】

住所/〒778-0020 徳島県三好市池田町州津蔵谷1006
TEL/0883−72−0812
アクセス
★電車/JR土讃線「箸蔵」駅から徒歩約10分
    または「阿波池田」駅から車で約10分
★車/徳島自動車道「井川池田」ICより約5分
駐車場/約200台(無料)
 箸蔵山ロープウェイにて「登山口」駅から「箸蔵寺」駅まで約4分
  往復料金/1700円
  営業時間/ 4〜11 月 8:00〜17:15
       12〜3月 9:00〜17:15
  定休日なし  季節休業なし

または
★車/徳島自動車道「井川池田」ICより約25分で高灯籠・仁王門前まで
      (仁王門より徒歩にて500段の石段あり)
駐車場/数台(無料)

拝観料/無料
拝観・納経時間/7:00〜17:00

御本殿
御本殿
御影堂(金剛殿)
御影堂(金剛殿)

真言宗御室派別格本山。正しくは宝珠山(ほうしゅざん)真光院(しんこういん)箸蔵寺(はしくらじ)という。
本尊は金毘羅大権現。金刀比羅宮の奥の院。神仏習合の風習を残す寺院。
四国別格二十霊場第5番札所、四国三十六不動尊霊場第4番札所、四国三十三観音霊場第28番札所、阿波西国三十三ヶ所第23番札所。()

五大力尊
五大力尊
神馬
神馬

奉納天狗額
奉納天狗額
御本殿神額
御本殿神額
奉納天狗額
奉納天狗額

828年に弘法大師が四国巡錫の折り、この山にて金毘羅神の御神託を受け、本尊を刻み奉安し開創されたと伝えられる。
1582年、長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)の兵火により尊像のみを残して全山焼失したが、1588年に宥観阿闇梨より再興された。
その後も江戸時代に火災で伽藍の大半を焼失、現在の建造物の多くは江戸時代末期に建立されたもの。
箸供養(毎年8月4日)が全国に知られている。()

護摩殿
護摩殿
薬師堂・修行大師
薬師堂・修行大師

(左上)護摩殿(ごまでん) 本殿を少し小さくしたような建物で、全体の構成や彫刻の様子もほぼ同じであることから造営の時期は本殿と同じ時期と言われる。
建物は入母屋造(いりもやづくり)外陣(げじん)宝形造(ほうぎょうづくり)の奥殿を切妻造の内陣(ないじん)で繋いだ複合社殿形式であり、本殿同様に規模が大きい。
2004年(平成16年)に薬師堂と共に国登録有形文化財に指定される。()

四国八十八ヶ所御砂踏
四国八十八ヶ所御砂踏
第1番霊山寺
第1番霊山寺

鐘楼堂前の鳥居
鐘楼堂前の鳥居
鐘楼堂
鐘楼堂

(右上)鐘楼堂(しょうろうどう) 護摩殿(ごまでん)や薬師堂と一連の造営で江戸時代末期から明治初頭に建立されたといわれている。
一般の鐘楼によく見られる袴腰風(はかまごしふう)の造りとは逆の発想で下層の柱の間を板壁で囲う楼造(ろうづくり)とする特異な建物で、四本柱の鐘楼と比べるとひと回り大きい建築である。屋根は勾配の緩やかな入母屋造(いりもやづくり)で浅瓦を葺き、軒には一軒の扇状の垂木を配し禅宗の造り方を取り入れている。
2004年(平成16年)に国登録有形文化財に指定される。()

天神社
天神社
ぼけ封じ観音
ぼけ封じ観音

(左上)天神社本殿 土台建てで間口が一間の流造と呼ばれる形式の社殿で屋根は銅板で葺かれている。
神仏の信仰が混在していた時期には寺院に神社があるのは普通であったが、今日では神社の形をしていても仏堂の名を使う寺院が多い中で、かっての信仰の様子をよく残していることがわかる。
2004年(平成16年)に国登録有形文化財に指定される。()

中門
中門
方丈
方丈

(左上)中門 伽藍中段にある方丈に入る門で東西棟で建つ。切妻造桟瓦葺(さんがわらぶき)の一間薬医門で、門の両脇に袖塀を付け、片引きの(くぐ)り戸を開き、規模が大きく威厳のある構えとなっている。
2011年(平成23年)に国登録有形文化財に指定される。
(右上)方丈 東西に長い建物で部屋がいくつもあり、寝泊りする人への食事を準備する庫裡や宿坊、納経所、書院、離座敷などと接合する大規模な建築物である。1856年の箆書(へらが)きがある平瓦が残り、本殿との一連の造営と一致している。
2004年(平成16年)に国登録有形文化財に指定される。()

仁王門からの参道鳥居
仁王門からの参道鳥居
鞘橋からの石段の鳥居
鞘橋からの石段の鳥居

鞘橋
鞘橋

(下)仁王門 箸蔵山の中腹にあり、高灯籠(たかとうろう)から方丈(ほうじょう)へ向かう参道入口に構える。木造二重門で脇間に金剛力士像を安置している。建物は入母屋造(いりもやづくり)桟瓦葺(さんがわらぶき)で、切石積基壇に建ち、上重(じょうじゅう)下重(かじゅう)とも出組詰組で、二軒繁垂木(ふたのきしげだるき)などの細部をもつ。上重は正面中央に両開きの桟唐戸(さんからど)を付け、両脇に花頭窓(かとうまど)を開けるほか、内部に壇を構え、釈迦如来坐像と十六羅漢を安置する。
建築年代は上層にある棟札(むなふだ)より1880年(明治13年)築と確認されているが、郷土史科によれば1908年(明治41年)以前に高知県から移築されたものと推測される。
2011年(平成23年)に国登録有形文化財に指定される。()

仁王門
仁王門
仁王門大草鞋
仁王門大草鞋

高灯籠
高灯籠
仁王門
仁王門
鳥居額
鳥居額

(左上)高灯籠(たかとうろう) 木造二重灯籠、宝形造(ほうぎょうづくり)桟瓦葺(さんがわらぶき)の建物。寺域の最下段にあり、吉野川を一望できる丘状に建つ。
建物は、下重(かじゅう)の切石積基壇の上に袴腰(はかまごし)を付け、北面出入口には唐破風(からはふ)屋根をかける。下重(かじゅう)組物は出組で、軒を扇垂木(おおぎたるき)上重(じょうじゅう)絵様肘木(えようひじき)二軒繁垂木(ふたのきしげだるき)としている。
上層は方一間(ほういっけん)で、柱や天井を漆喰塗込(しっくいぬりごめ)とし、四面に花頭窓(かとうまど)を開くなど特異な形式を持つ木造灯籠である。
かってはこの地域の産業を支えていた刻みたばこ業者などの舟運関係者が吉野川を遡上する際の灯台として役目を果たしていた。建築年代は棟札(むなふだ)により1884年(明治17年)築である。
2011年(平成23年)に国登録有形文化財に指定される。()

箸蔵山ロープウェイ箸蔵寺駅
箸蔵山ロープウェイ箸蔵寺駅
箸蔵山ロープウェイ
箸蔵山ロープウェイ

(上)箸蔵山ロープウェイ 最初は1930年(昭和5年)に箸蔵登山鉄道(株)ケーブルカーで開通したが、1944年(昭和19年)に第二次世界大戦における金属供出のため撤去された。そして1971年(昭和46年)に四国ケーブル(株)箸蔵山ロープウェイでリフトとロープウェイで再稼働したが、老朽化のため1999年(平成11年)に撤去され、その後は四国ケーブル(株)から分社化された箸蔵山ロープウェイ(株)が運営している。(四国ケーブル(株)は現在、雲辺寺ロープウェイ太龍寺ロープウェイ八栗ケーブルを運営している。)()

仁王門までの車道
仁王門までの車道
野口雨情の句碑
野口雨情の句碑

寺社巡り覚書
現在はほとんどロープウェイで参る方が多いであろう。車道は瓦礫や枝木で溢れ、タイヤが通るところだけきれいになっている!()




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