京都の神社・仏閣
善法律寺(ぜんぽうりつじ)
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住所/〒614-8085 京都府八幡市八幡馬場28
TEL/075−981−0157
アクセス
★電車/京阪「八幡市」駅下車 徒歩約15分
★車/名神「大山崎」ICより約10分
駐車場/約10台(無料)
拝観料/無料  特別公開あり(有料)
拝観時間/9:00〜17:00

山門
山門
本堂
本堂

奈良唐招提寺末寺で律宗に属す。
石清水八幡宮社務であった善法寺宮清が、奈良東大寺実相上人に帰依し、1257年に私宅を寺に改めたことに始まる。
家号善法寺と律宗により寺号善法律寺とした。()

庫裡
庫裡
境内の紅葉
境内の紅葉

宮清の孫である通清の娘良子が室町幕府二代将軍足利義詮に嫁し、三代将軍義満を生んだことから室町将軍家との関係が深かった。
良子は寺に数多くの楓を寄進したと伝えられ、今でも秋には境内全体が紅葉に包まれ、紅葉寺とも称される。()

本堂
本堂
境内の紅葉
境内の紅葉
境内の紅葉
境内の紅葉

本堂は内陣を高御座(たかみぐら)と呼ぶ神仏混淆(こんこう)の五間四方の堂で八幡宮の旧社殿を移築したとされ、建築年代は不詳であるが桃山時代の特徴を示すといわれる。
本尊の八幡菩薩神像は、かつて神仏習合期の石清水八幡宮に安置されていた。明治の神仏分離により遷された。()

大乗院五輪塔と大西坊墓塔
大乗院五輪塔と大西坊墓塔
境内の紅葉
境内の紅葉

(左上)大西坊墓塔 大西坊は男山四十八坊の坊舎の一つである。覺運は忠臣蔵で有名な大石内蔵助良雄の叔父である小山良師の末子であるが、大石良雄の養子となった。
覺運は大石良雄の実弟である専貞の跡を継いで大西坊の住職に就いた。江戸期の地誌「男山考古録」には赤穂義士討入りに助力し、衰退していた大西坊の復興も行って、大西坊の中興の祖となったとある。2013年春に善法律寺の境内で覺運の墓塔が発見された。
運應と覚助は覺運の弟子である。()



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