唐招提寺の御朱印帳と御朱印
御朱印帳

朱印帳の表紙は、金堂に奉安する千手観音光背の火炎部分を西陣織で表したもの。

御朱印 御朱印

奈良の神社・仏閣
唐招提寺
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住所/〒630-8032 奈良市五条町13-46
TEL/0742−33−7900
アクセス
★電車/近鉄・JR「奈良」駅から奈良交通バス「唐招提寺」バス停下車すぐ
     あるいは近鉄「西ノ京」駅から700m
★車/西名阪自動車道「郡山」ICから8km
    あるいは第二阪奈道路「宝来」ランプから3km
駐車場/150台(60分550円、以降30分ごと110円)
拝観料/1000円(特別展は別途要)
拝観時間/8:30〜17:00

南大門
南大門
南大門の寺号勅額
南大門の寺号勅額

南都六宗の一つである律宗の総本山。神仏霊場奈良11番。
聖武天皇の招きで来日した唐の高僧、鑑真(がんじん)が759年(天平宝宇3年)8月戒律の専修道場を創建したのが始まり。鑑真の生涯を書いた井上靖の小説『天平の(いらか)』でも知られるように、鑑真は日本行きを決意してから5回も渡航に失敗。この間の苦労で両眼を失明したが、753年12月、六度目の航海で念願を果たした。
(右上)南大門の寺号勅額の文字は孝謙天皇の宸筆といわれている。ただし現在掲げられている額は複製で、実物は講堂に収蔵されている。()

金堂
金堂
金堂内陣〜パンフレットより
金堂内陣〜パンフレットより

(上・下)金堂(こんどう) 国宝。奈良時代、鑑真没後の8世紀後半に建立。現存する最大の天平建築。
内陣には、中央に像高3mに及ぶ本尊盧舎那仏(るしゃなぶつ)坐像、向かって右に薬師如来立像、左に十一面千手観世音菩薩立像があり、本尊の脇士には等身の梵天、帝釈天立像が従い、須弥壇(しゅみだん)四隅には四天王立像が諸尊を守護している。()

金堂の鴟尾
金堂の鴟尾
金堂の鴟尾
金堂の鴟尾

(左)鐘楼(右)講堂
(左)鐘楼(右)講堂
(左)講堂(右)鼓楼
(左)講堂(右)鼓楼

(上)講堂(こうどう) 国宝。奈良時代、鑑真が当寺を開創するにあたり平城宮東朝集殿を朝廷から賜り移築されたもの。平城宮唯一の宮殿建築の遺構。堂内には鎌倉時代の本尊弥勒如来坐像や天平末の持国・増長の二天像が安置されている。
(右上)鼓楼(ころう) 国宝。金堂の後方東側に立つ。本来は経楼とみられるが、鎌倉時代に再建されたのち鼓楼と呼ばれるようになった。現在は鑑真が唐から持ってきた仏舎利を堂内に祀っているため、舎利殿とも呼ばれる。
毎年5月19日には、鎌倉時代戒律を復興した覚盛上人(かくじょうしょうにん)の中興忌(うちわまき会式)が行われ、法要後、楼上からハート型の宝扇がまかれる。蚊も殺さなかった中興の祖、覚盛上人のため、法華寺の尼僧が蚊を払ううちわを供えたことに由来する。この鼓楼と対をなす建造物として鐘楼があり、当初の建物は残っていないが、梵鐘は平安初期のもの。()

礼堂
礼堂
(左)宝蔵(右)経蔵
(左)宝蔵(右)経蔵

(左上)礼堂(らいどう)東室(ひがしむろ) 重要文化財。鼓楼の東側にある南北に細長い建物。鎌倉時代に再建された僧房の遺構で、再建の際、南側が鼓楼(舎利殿)を礼拝するための礼堂とされた。北側は東室といい、中間は馬道(めどう)と呼ぶ通路となっている。
(右上)宝蔵(ほうぞう)経蔵(きょうぞう) ともに国宝。礼堂の東側に並んで建つ校倉(あぜくら)様式の建物で、北の一回り大きい方が宝蔵。南側の小さい方の経蔵は、唐招提寺が創建されるより前にあった新田部(にたべ)親王邸の米倉を改造したものといわれ、日本最古の校倉である。()

鑑真和上御廟
鑑真和上御廟
鑑真和上御廟
鑑真和上御廟

(上下)鑑真和上御廟 鑑真和上の墓所。境内北東にあり、樹林に囲まれた方形の土壇上に宝篋印塔が立つ。()

鑑真和上御廟
鑑真和上御廟
鑑真和上御廟
鑑真和上御廟
鑑真和上御廟
鑑真和上御廟
世界文化遺産記念碑
世界文化遺産記念碑

御影堂
御影堂
上段の間「山雲」東山魁夷画〜パンフレットより

上段の間「山雲」東山魁夷画
〜パンフレットより

(上)御影堂(みえいどう) 重要文化財。もと興福寺別当一乗院の宸殿と殿上の遺構で、1963年に移築復元して鑑真和上坐像(国宝)を納め御影堂としたもの。1975年には東山魁夷画伯による障壁画が奉献された。毎年6月6日の開山忌舎利会の際、前後3日間だけ堂内が公開される。()

戒壇
戒壇
戒壇
戒壇

(上)戒壇(かいだん) 僧となるための授戒が行われる場所。鑑真は授戒の師として日本に招かれた。この戒壇は創建時に築かれたが、すでに建物は失われ、三段の石壇上にインド風の宝塔が立つ。()

開山堂
開山堂
北原白秋歌碑
北原白秋歌碑

(左上)開山堂 元禄時代に徳川家歴代の御霊殿として建立され、その後1881年(明治14年)に鑑真和上の像を安置するため移築された。国宝の和上像が御影堂へ移された後、覚盛上人・聖武天皇・徳川家康を安置した本願殿として参拝されていたが、老朽化をうけ改修工事を行い、鑑真和上円寂から1250年になる2013年(平成25年)に御影像がつくられ開山堂として落慶された。年間数日しか開扉しない国宝の和上像に代わって毎日参拝可能となる。()

本願殿(平成23年)
本願殿(平成23年)
御朱印所
御朱印所







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