住所/〒779-0113 板野郡板野町黒谷字居内5 TEL/088−672−1225 アクセス★電車/JR高徳線「板野」駅から徒歩で約1時間、または車で15分 ★車/高松自動車道「板野」ICより約15分 徳島自動車道「藍住」ICより約20分 駐車場/約5台(無料) 拝観料/無料納経所/7:00〜17:00 ●第3番札所 金泉寺(こんせんじ)から6.5km●第5番札所 地蔵寺(じぞうじ)まで2km
東寺真言宗。正しくは黒厳山(こくがんざん)遍照院(へんじょういん)大日寺(だいにちじ)という。本尊は大日如来。開基は弘法大師。四国八十八ヶ所第4番札所。815年大師が、この地に長く留まり修行していたとき、大日如来を感得、一刀三礼をして55cmほどの大日如来像を彫造し、これを本尊として創建、寺号を本尊に因んで「大日寺」と命名したと伝えられる。()
「黒厳山(こくがんざん)」の山号は、境内が三方を山に隔てられており、人里はなれたこの地は「黒谷」と称されたのが由来といわれ、地元では「黒谷寺」とも呼ばれていたという。江戸時代中期には徳島藩主第5代蜂須賀綱矩(はちすかつなのり)の篤い帰依を受け、堂塔の大修理が行われた。本堂と大師堂を回廊でつないでおり、江戸時代中期に大坂の信者が奉納したとされる西国三十三所観音霊場の三十三体の観世音菩薩像が安置されている。()
(左上)鐘楼門 朱塗りの山門で、上部が円柱の鐘楼となっており、1階は角柱という珍しい造り。()