高野山真言宗。山号は中台山(ちゅうだいさん)。本尊は不動明王立像。
九州八十八ヶ所百八霊場第８１番札所、肥前七福神の大黒天を奉祀。
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もとは豊臣秀吉の時代に北波多村にあった岸岳(きしだけ)城主波多三河守の祈願寺である大法寺が岸岳(きしだけ)城落城後に火災に遭い、１６４８年（慶安元年）に大僧都興玄大和尚が現在地に移転、再興して山号寺号を改称した。
本堂は大正時代に建立。御本尊の不動明王立像のほかに、開運福徳大黒天や唐津神社本地佛十一面観世音菩薩が祀られている。また明治の神仏分離令で金刀比羅宮から四国八十八ヶ所第７５番善通寺に移り、さらに１８７４年（明治７年）に当地に遷座された弘法大師像も祀られている。
山門右手に「貧女の一燈」の分燈を伝える建物があり、屋上に御砂踏霊場が設けられている。()