曼殊院(まんしゅいん)の御朱印
御朱印

近畿三十六不動尊霊場 御朱印

近畿三十六不動尊霊場
拝観券「国宝不動明王像(黄不動)」

拝観券

京都の神社・仏閣
曼殊院(まんしゅいん)
【曼殊院のサイトへ】

住所/〒606-8134 京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
TEL/075−781−5010
アクセス
★電車/叡山電鉄「修学院」下車徒歩約20分
    または市バス「一乗寺清水町」バス停下車徒歩約20分
★車/名神「京都東」ICより約20分あるいは「京都南」ICより約30分
駐車場/50台(無料)
拝観料/600円
拝観時間/9:00〜17:00

北通用門
北通用門
勅使門
勅使門

近畿三十六不動尊霊場第17番札所、神仏霊場京都28番。天台宗。青蓮院(しょうれんいん)(京都市東山区粟田口)、三千院(京都市左京区大原)、妙法院(京都市東山区東山七条)、毘沙門堂(びしゃもんどう)(京都市山科区安朱)と並ぶ天台宗五箇室門跡の一つで竹内門跡、竹ノ内御殿の別称がある。門跡とは皇族や摂関家の子弟が代々門主となる寺院で、此処は1495年に伏見宮貞常親王(ふしみのみやさだつねしんのう)の子、慈運(じうん)大僧正が入手したことに始まる。

寺号石碑
寺号石碑
庫裡
庫裡
庫裡の額
庫裡の額

(中央上)庫裡(くり)(重要文化財) 現在の通用口。入口の大妻屋根の額「媚竃(びそう)」は良尚親王筆。



785年伝教大師の草創から始まり、十世紀、是算(ぜさん)国師の代に比叡山西塔北谷に移り、東尾坊(とうびぼう)と号した。曼殊院となったのは忠尋(ちゅうじん)大僧正の天仁年間(1108〜10年)からである。御所の北から修学院離宮に近い現在の地に移ったのは、1656年八条宮智仁(としひと)親王の次男良尚(りょうしょう)法親王の時である。良尚法親王は桂離宮を造った父宮に似て、茶道、華道、書道、造園等に優れ、大書院(おおしょいん)小書院(こしょいん)(ともに重要文化財)の棚や欄干、金具など、建築物や庭園の随所にその美意識が反映されている。

庭園(小書院からの鶴島)
庭園(小書院からの鶴島)
庭園(大書院からの亀島)
庭園(大書院からの亀島)

大書院の仏間には本尊の阿弥陀如来立像が安置され、小書院の北側には、八つの窓を持つ八窓軒(はっそうけん)(重要文化財)がある。優雅な枯山水庭園は国の名勝に指定され、国宝の不動明王画像(黄不動(きふどう))がある。



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