住所/〒500-8018 岐阜市大仏町8TEL/058−264−2760 アクセス★電車/JR「岐阜」駅、あるいは名鉄「新岐阜」駅から 岐阜バス「岐阜公園前」あるいは「大仏前」下車 ★車/東海北陸自動車道「岐阜各務原」ICより約20分 駐車場/約20台(無料)拝観料/200円 拝観時間/9:00〜17:00
黄檗宗。山号は金鳳山。京都宇治黄檗山萬福寺の末寺。第11代惟中和尚が、歴代の大地震や大飢饉の災霊祈願をたて、奈良東大寺大仏の聖徳を敬って、ここに大釈迦如来像の建立を始めた。第12代肯宗和尚に引き継がれ、苦行38年の歳月を費やしてようやく完成した。開眼供養は織田信長の居城以来の盛儀といわれた。()
(中上)大仏 周囲1.8mの大イチョウを真柱として、骨格は木材をもって組み、外部は竹材にて編み、粘土を塗り、一切経などを張り、その上に漆を塗り、金箔をおいた乾燥仏である。高さは13.7m、顔の長さは3.6m、目の長さは0.6m、耳の長さは2.1m、口の幅は0.7m、鼻の高さが0.4mであり、胎内仏として薬師如来像が安置されている。 (右上)多宝塔 当初、伊奈波神社境内にあったものだが、明治時代の神仏分離令が発布された時、その難を避けるため移されてもので江戸時代中期の作といわれている。()
日本三大仏と言われている。奈良・東大寺の大仏と鎌倉・高徳院の大仏は常に一、二であるが、第三の大仏は時代により変わり、現在は定まっていないようだ。この岐阜の大仏以外にも高岡大仏が自称している。()