西国三十三所 |
岡寺 |
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住所/〒634-0111 奈良県高市郡明日香村岡806 |
楼門・開山堂・本堂 |
仁王門・手水舎 |
真言宗豊山派。西国三十三所観音霊場第七番札所。日本最初やくよけ霊場としても知られている。正式名は「東光山 真珠院 龍蓋寺」というが、古くからこの土地の名から『岡にある寺』=『岡寺』として呼ばれている。 |
開山堂 |
鐘楼 |
三重宝塔 |
663年天智天皇の勅願によって義淵僧正が建立したと伝えられる。義淵僧正は日本の法相宗の祖であり、奈良東大寺の基を開いた良弁や菩薩と仰がれた行基らの師といわれている。 |
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仁王門 |
楼門 |
(左上)仁王門 重要文化財。1612年建立。明日香村において建造物で唯一、重要文化財に指定されているのは、岡寺のこの仁王門と書院だけである。
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本堂 |
大師堂 |
(左上)本堂 本堂には、奈良時代末に作られた高さ4.85mもの巨大な如意輪観音座像が本尊として祀られている。塑像(土でできた仏像)としては日本最大の仏様で、日本三大仏にもあげられており、重要文化財に指定されている。ちなみに日本三大仏とは、銅像の東大寺毘盧遮那仏(奈良の大仏)、木像の長谷寺十一面観世音菩薩、そして塑像の岡寺御本尊。寺伝によると弘法大師が日本・中国・インド三国の土で造り、それまで本尊であった金銅如意輪観世音菩薩半跏思惟像(重要文化財)を胎内に納め本尊とした。 |
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龍蓋池 |
龍蓋池 |
(上)龍蓋池(りゅうがいいけ) 義淵僧正は優れた法力の持主でもあった。当時この寺の近くに農地を荒らす悪龍がいた。義淵僧正はその悪龍を法力によって小池に封じ込め大石で蓋をした。この伝説が岡寺の正式名称「龍蓋寺」の原点になっており、いまでも「龍蓋池」が本堂の前にある。 |