大原野神社 |
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住所/〒610-1153 京都市西京区大原野南春日町1152
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一の鳥居 |
一の鳥居神額 |
人皇50代桓武天皇が、784年大和の奈良から長岡京(784〜794年)へ遷都した際、天皇はしばしば大原野へ鷹狩りに出かけた。その節には藤原氏の人々も多く参加していたが、それらの人々はこの地の風景の美しいのを賞でて、氏神である奈良春日神社の分霊をうつし祀ることにした。これが大原野神社の始まりである。その後850年に左大臣藤原冬嗣の娘である順子を母とした文徳天皇は祖父冬嗣の願望より壮麗な社殿を造営した。1871年官幣中社に列せられたが、第二次大戦のあと国家からの援助は打ち切られ現在に至る。 |
参道(三の鳥居) |
拝殿 |
御祭神は藤原氏の氏神である春日大社の四柱の神様で、 |
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摂社若宮社 |
社務所 |
文徳天皇の仁寿元年(851年)始めての勅祭が行われ、春秋二季を例典とされた。はじめ藤原氏の一族では女が生まれると、中宮や皇后になれるように祈り、祈願通りの地位につくと美しい行列を整えて参拝することが例となった。左大臣藤原道長の娘・中宮 |
鯉沢の池 |
瀬和井 |
(左上)鯉沢の池 左大臣藤原冬嗣を祖父とした文徳天皇は、壮麗な社殿と共に鯉沢の池もつくった。この池は名泉瀬和井と水系を一つにして杜若や水連を咲かせている。
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