本尊は大日如来。篠栗四国八十八ヶ所霊場第60番札所。 昔は八木山峠の中腹にあって奥之院に次ぐ難所であったが、その後、桜の名所郷ノ原の川沿いに移転、さらに1984年(昭和59年)に南蔵院の別院・神変寺として松ヶ瀬の国道を少し入り込んだ場所に移転し、本堂が建立された。しかし、南蔵院の納骨堂・釈迦涅槃像の建立に伴い、一時は仮堂に移転したが、釈迦涅槃像完成後に元の場所に戻った。
寺名の由来は役行者の謚神変大菩薩に由来する。役行者(伝634〜701年)とは大和時代の呪術者役小角のこと。修験道の開祖、または山伏の元祖といわれ、伝説上の有名人である。江戸時代の没後1100年大遠忌に、時の光格天皇から謚が送られた。 さば大師とは四国別格二十霊場第4番札所鯖大師本坊のことである。
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