住所/〒871-0162 大分県中津市大字永添1802TEL/0979−24−3021 アクセス★電車/JR日豊本線「中津」駅よりバスで 「上永添」または「古城の坂」バス停下車 徒歩約5分 ★車/東九州自動車道「中津」ICから約15分 駐車場/約20台(無料)拝観料/無料
真言宗大覚寺派。山号は桔梗山(ききょうざん)。本尊は不動明王立像。九州八十八ヶ所百八霊場第20番札所、九州三十三観音霊場第11番札所、九州三十六不動霊場第8番札所、宇佐七福神の毘沙門天を奉祀。大覚寺門跡に学ぶ古梶英明和尚が、弘法大師入定1150年御遠忌を契機に、1983年(昭和58年)故郷に一寺を建立したのが始まり。 英明和尚は宮島弥山で50日間の求聞持法を修しており、満願の日に桔梗の花が咲くなかに弘法大師のお姿を感得された。山号の桔梗山はこれに由来し、境内には桔梗が数多く植えられている。()
本尊の不動尊は、身代わり末広不動尊と呼ばれている。この所以は以下の通り。英明和尚が西国三十三所第23番札所勝尾寺に参籠したとき、実父の実夫氏が病に倒れたことを霊示によって知る。急ぎ永添に戻ったが、実夫氏は脳出血で心臓も停止していた。英明和尚が持仏の不動尊に祈願したところ、掛け軸の不動尊が突然二つに裂け、それと同時に実夫氏は奇跡的に生命をとりとめた。実夫氏は篤く帰依して私財を投じ、寺院運営に貢献している。()