明善寺の御朱印
御朱印

岐阜の神社・仏閣
明善寺(みょうぜんじ)
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住所/〒501-5627 岐阜県大野郡白川村萩町679
TEL/05769−6−1009
アクセス
★電車/JR高山線「高山」駅より濃飛・北陸鉄道バスで約50分
    JR北陸本線「金沢」駅より濃飛・北陸鉄道バスで約75分
    JR東海道本線「名古屋」駅より岐阜バスで約165分
    JR北陸本線「高岡」駅より加越能バスで約141分
       いずれも白川郷バス停より徒歩約7分
★車/東海北陸自動車道「白川郷」ICより約5分
駐車場/村営せせらぎ公園 約200台(1000円)
        (駐車場より徒歩約7分で明善寺)
拝観料/400円
拝観時間/8:30〜17:00(4〜11月)
     9:00〜16:00(12〜3月)

庫裡
庫裡
庫裡
庫裡

浄土真宗大谷派(本山は京都の東本願寺)。1744年に創建。山号は松原山。
白川郷は親鸞聖人の弟子嘉念坊(かねんぼう)善俊(ぜんしゅん)が最初に念仏を広めた地であるが、荻町には照蓮寺末の本覚寺があった。しかし1680年本覚寺は照蓮寺下を離れ西本願寺末に転じた。それで照蓮寺は、本尊・名号を旧本覚寺門信徒に授与し、預かった内ヶ戸村の者が荻町に移転した。1736年に本堂着手にかかり、1744年に完成し、明善寺の寺号が与えられた。
当寺は白川郷荻町合掌集落の北側に位置し、本堂・庫裏・鐘楼門とすべての屋根が茅葺きという、珍しい合掌造りの寺。村指定重要文化財の本堂と県指定重要文化財の庫裏・鐘楼門、県指定天然記念物のイチイの木がある。
1995年ユネスコ世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」に登録された。()

庫裡と鐘楼門
庫裡と鐘楼門

(上の右)鐘楼門 屋根は茅葺き、一階に板庇(ひさし)をつけた珍しい建築物。1801年加藤定七により、延べ人数1425人を要して建てたと伝えられる。
梵鐘は第二次大戦中に供出されたため、現在のものは戦後に鋳金工芸作家の中村義一によって作られたもの。()

本堂
本堂
庫裡屋根裏からの眺め
庫裡屋根裏からの眺め

(左上)本堂 1806年より欅材の伐採に着手し、20年近い歳月を経た1827年に飛騨高山の国分寺の塔建立ゆかりの棟梁・水間宇助により、延べ9191人を要して建築されたといわれている。()

庫裡囲炉裏
庫裡囲炉裏
庫裡屋根裏
庫裡屋根裏

(上)庫裡 江戸時代末(1817年頃)に、高山の大工副棟梁与四郎により建てられた。
合掌造りは、釘、カスガイ等を一切使わず、クサビの他は「ネソ」(マンサクの若木)、「ワラナワ」で締めくくった特殊なもので、茅葺きの切妻屋根は雪を落とすため60度に近い勾配になっている。白川郷の五階建て合掌造りとしては最大随一のもの。階上は郷土の民具などの資料が展示された「明善寺郷土館」として公開されている。
白川村では幕末から昭和初期の基盤産業は養蚕業であった。それは屋根裏の大空間を有効利用するため小屋内を2〜4層に分け、蚕の飼育場として使用されていたことによる。()




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