本尊は地蔵菩薩。篠栗四国八十八ヶ所霊場第56番札所。 2011年(平成23年)10月に国道沿いから移転した。 地蔵堂には大小10体ほどの地蔵尊を安置しているが、この中には旧本尊の石像の地蔵尊もある。 本尊は金箔塗の延命地蔵菩薩で1942年(昭和17年)に信者が寄進したという。それは旧八幡市の千人詣りの人たちが参拝に訪れて木の足形を預かって帰り、足の立たない老女の足に押し当てて拝んだら快癒した。そのお礼に旧八幡市(北九州市八幡東区)春野町の植原正一氏が発起人となって現本尊を寄進したという。それが機縁で北九州の信者が増えたという。
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