天台真盛宗西教寺の末寺。山号は紫芝林山。本尊は阿弥陀如来（安土桃山時代作）。
びわ湖百八霊場第１９番札所（湖西第１９番札所）。()

織田信長より高島郡を賜った織田信澄（信長の甥）は１５７８年大溝城入城に当たって、帰依していた新庄（新旭町）大善寺の別院として、大溝城下の湖岸（現日吉神社御旅所）に移した。開山真順上人のときで、三百石を賜ったという。
１６１９年、分部光信の入封後も旧時の因縁により特別の待遇があり、山号額は第八代光実公より賜ったものである。
湖岸に近く、再三の風水害で１６７６年、現在地に移った。１７２５年、火災にあい、真随上人のとき再建された。()

当寺は観光寺でないため拝観が主ではない。したがってご朱印（押印、揮毫(きごう)、祈願済）も上のように用意されている。各自で志納金を箱に納めて、ご朱印を頂いて帰る。お釣りがないように小銭を用意していくべき。()