住所/〒543-0001 大阪市天王寺区上本町7-4-18TEL/06−6771−6302 アクセス★電車/近鉄「大阪上本町」駅より徒歩約6分 地下鉄谷町線・千日前線「谷町九丁目」駅より徒歩約12分 ★車/阪神高速環状線「夕陽丘」出口より約10分 駐車場/境内に数台(無料)拝観料/無料拝観時間/7:00〜16:00
高野山真言宗。山号は光昭山。本尊は大日如来。摂津国八十八ヶ所霊場第17番札所。創建は、聖徳太子が応現奇瑞を感じて、社殿を構え、天照・住吉両大神を奉安、同時に一宇の精舎を建立し、五蔵経論を披覧して仏法弘通を念じられたのが始まりという。このころは新蔵院と称し、生玉宮(現在の生国魂神社)の中にあった。()
その後、摂津名所図絵・東成郡には、生玉宮の塔頭として、桜本坊、新蔵院、遍昭院、曼陀羅院、観音院、医王院、地蔵院、覚園院、持宝院の九院があり、この九院と生玉宮寺の貫主であった法案寺を合わせて生玉十坊と称したとの記録が残る。明治維新の廃仏毀釈の際、生玉宮を出て、青山上人新蔵院、観音院、西江庵および正祐寺を合併し、光照山正祐寺と号するようになった。現在の本堂は、第二次世界大戦の戦災で焼失し、1963年(昭和38年)に再建されたもの。堂内には、本尊の大日如来と脇侍の愛染明王、不動明王を安置する。()