宗恵院の御朱印
摂津八十八カ所 御朱印

摂津八十八カ所

大阪の神社・仏閣
宗恵院(そうえいん)

住所/〒543-0072 大阪市天王寺区生玉前町5-22
TEL/06−6771−7515
アクセス
★電車/地下鉄谷町線「谷町九丁目」駅より徒歩約7分
     地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘」駅より徒歩約6分
駐車場/なし
拝観料/無料

山門
山門
正面
正面

高野山真言宗。山号は五大山。本尊は大日如来。
摂津国八十八ヶ所霊場第18番札所。
開創年代は不詳であるが、元禄年間(1688〜1704年)になって法印来辺和尚が再建したと伝わる。その後、安永年間(1772〜1781年)になって秀神が中興したという。当時は生玉十坊の一つで、もとは覚園院と称し、生玉宮(現在の生国魂神社)の中にあった。()

境内
境内
不動明王像
不動明王像

明治維新の廃仏毀釈に伴い、生玉宮寺内の本地堂、大師堂、護摩堂、聖天堂、太子堂などの仏教関係の建造物は、蓮池の中の弁天堂を除いて全てが取り壊され、生玉十坊も移転を余儀なくされた。代替地もなしに立ち退きを命ぜられた十坊は、一寺を創立することもかなわず、近くの寺院に仏具などを持って逃れた。門額を掲げることができたのは法案寺だけで、生玉十坊はほとんど壊滅状態に陥ってしまった。当寺も一時は廃寺となっていたが、後に宗恵庵と合併し宗恵院と改称して現在に至る。
1945年(昭和20年)3月の大阪大空襲で堂宇や本尊をはじめ仏像什物などのすべてが焼失したが、1950年(昭和25年)に仮本堂が落成、1963年(昭和38年)4月には鉄筋コンクリート2階建ての本堂・庫裡が完成した。()



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