伊勢寺 |
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住所/〒569-1118 大阪府高槻市奥天神町1-1-19 |
山門と寺号碑 |
山門 |
曹洞宗。金剛山 |
山門扁額 |
中門 |
現在の堂宇は、元和から寛永(1615〜1643年)の頃、僧宗永により建立され、このとき天台宗から曹洞宗に転じた。 |
本堂 |
本堂扁額 |
直清はこの前年に能因法師を顕彰しており、能因が慕っていたという伊勢と当寺の寺名を結びつけて、伊勢を顕彰したものとみられる。これ以後古曽部一帯は、2人の平安歌人の能因・伊勢ゆかりの地として有名になった。 |
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鐘楼 |
金毘羅大権現 |
地蔵堂・大師堂 |
不動堂 |
筆塚 |
伊勢(877?〜939?没) 平安時代中期の女流歌人で、三十六歌仙の一人。宇多・醍醐・朱雀の三代にわたって活躍し、「古今和歌集」、「新古今和歌集」などに抜群の地位を占め、和歌史上、小町と和泉式部の間に立つ。 |
稲荷社 |
歌碑 |
伊勢は、時の貴族藤原継陰の娘で、父が伊勢守であった頃に生まれたので、国の名をそのまま伊勢と名付けられた。はじめ七条の后に仕え、当時皇太子であった宇多天皇と結ばれ行明親王を産んだ。しかし行明親王は8歳で亡くなり、また宇多天皇も31歳で譲位し御室仁和寺に移った。伊勢も桂に移り住んで和歌に励んだ。一方で、宇多天皇の皇子中務卿敦慶親王の愛を受け、女流歌人中務を産んだ。伊勢とともに中務も三十六歌仙に選定されている。 |