東寺真言宗。摂津国八十八ヶ所霊場第２８番札所。
本尊は毘沙門天王。開山は實乗和尚。明治年間（１８６８〜１９１２年）の創建。()

本堂は１９５０年（昭和２５年）の再建。
隣の今宮戎神社の東参道の中間に位置し、今宮戎神社の大祭・十日戎には参道に数多くの露店が連なり、毎年多数の参詣者でたいへん賑わう。
「商売繁盛で笹もってこい」のかけ声で授与される戎神社の吉兆の福笹とともに当寺の「福の寅」、「開運護摩供」も有名である。()

毘沙門天は古くから寅とはご縁が深いといわれており、「三寅の福」といって寅が三つそろうと有り難い福分を授かるといい、矢に福寅、福袋、絵馬をつけてお授けしているとのこと。()