住所/〒530-0036 大阪市北区与力町1-2TEL/06−6351−4960 アクセス★電車/地下鉄谷町線・堺筋線「南森町」駅 JR東西線「大阪天満宮」駅より徒歩約5分 駐車場/なし 拝観料/無料
真言宗御室派。山号は菅原山。本尊は大日如来。摂津国八十八ヶ所霊場第10番札所。大阪天満宮の北方にあたる天満与力町に所在、別名天満寺と号する。825年、高野山開創にあたりしばしば浪速の地に来ていた空海が建てた如意珠院が始まり。その後、弘法大師の高弟である堅恵大徳が入山、天満寺宝珠院と改称した。()
貞観年間(859〜877)の頃の住職であった四世恵澄法印は菅原道真と親しく、道真は太宰府への道中に立ちより、自作の木像や書写の経巻多数を納めたという。その後1396年、後小松天皇によって菅原山 天満宮寺の勅号を受けた。大阪夏・冬の陣後の復興で現在地に移され、隆盛を極めるが、第二次世界大戦の大阪大空襲で建物がほとんど焼失。現在の建物は1967年(昭和42年)に再建されたもの。 境内は、正面に本堂、他に油掛大黒天、天満宮、水掛不動尊、稲荷社、延命地蔵、聖天堂などがあり、また屋根の軒丸瓦には梅の紋が見られ、菅原道真公ゆかりの寺であることがわかる。()