長寶寺の御朱印
摂津国八十八ヶ所霊場 御朱印

摂津国八十八ヶ所霊場

大阪の神社・仏閣
長寶寺(ちょうほうじ)
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住所/〒547-0044 大阪市平野区平野本町3丁目4-23
TEL/06−6791−4416
アクセス
★電車/地下鉄谷町線「平野」駅下車 徒歩約5分
    JR大和路線「平野」駅下車 徒歩約5分
★車/阪神高速松原線「平野」ランプから約5分
駐車場/なし
拝観料/無料

山門
山門
標石
標石

高野山真言宗。正しくは王舎山長生院長寶寺。本尊は十一面観世音菩薩。
摂津三十三ヶ所観音霊場第31番札所、摂津国八十八ヶ所霊場第38番札所、尼寺三十六ヶ所第29番札所。()

本堂
本堂

開基は坂上田村麻呂の娘で桓武天皇の妃である春子姫。806年に桓武天皇崩御により、春子姫は弘法大師に帰依し剃髪して慈心大姉となり、父坂上田村麻呂が大同年中(806〜810年)に創建した長寶寺の開基となった。縁起によると、当寺の本尊・十一面観音像は田村麻呂の守護仏で春日作と伝わる。
のちに後醍醐天皇が、吉野に皇居を移されるとき、当寺を仮の皇居とされ、「王舎山」の山号を賜った。また元亨年中(1321〜1324年)笠置城落城のとき61人が討死し、その妻女たちが当寺にて出家したという。()

本堂鬼瓦
本堂鬼瓦
護摩堂・密祖堂(大師堂)
護摩堂・密祖堂(大師堂)

その後、広い堂宇も、元弘の乱、建武元和の兵火にあい、ことごとく焼失した。『平野郷町誌』によると、現在の本堂と庫裡は、天保年間(1830〜1844年)第33代慈源大姉の代の再建という。大師堂はもとは田村堂であった。明治維新の廃仏毀釈の際、杭全神社内の大師堂の弘法大師像と田村堂の坂上広野麻呂作という田村麻呂像を入れ替えたのである。
本堂や密祖堂の鬼瓦の個所には、坂上田村麻呂の定紋である「向馬(むこううま:馬が正面を向いている)」が配置されている。()

鐘楼
鐘楼
楠木大明神
楠木大明神



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