住所/〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井667TEL/0982−72−2368 アクセス★電車/JR日豊本線「延岡」駅下車 宮崎交通バスにて高千穂行「高千穂バスセンター」下車 徒歩約15分 ★車/九州中央自動車道「蔵田」出口より約30分 九州自動車道「熊本」ICより約1時間40分 駐車場/約20台(無料)拝観料/無料 境内自由
ご祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)、天鈿女命(あめのうずめのみこと)を主祭神に、大年神(大歳神)や御祀神を祖とする興梠(こうろき)氏先祖を祀る。 由来は、天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天照大神の命を承けこの国に降臨の途中、天孫一行を案内するため猿田彦命(さるたひこのみこと)が「天のやちまた」というところまで出向き、一行を無事に高千穂のくし觸峯に案内したが、その後に降臨の神々の中の天鈿女命(あめのうずめのみこと)が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の命により猿田彦命(さるたひこのみこと)と結ばれ、切り出したばかりの荒木でこの地に家を建て住居とした。その後、社を荒木で白木造りとしたことから別名「荒立宮」とも言われる。()
天孫降臨の道案内をした猿田彦命(さるたひこのみこと)の御神徳は、道開き(交通安全、縁談)の他に五穀豊穣・商売繁盛・厄除け・夫婦和合・長寿などで、庚申としても祀られる。 また天鈿女命(あめのうずめのみこと)は、天照大神が天岩屋戸にお隠れになった時に、その前で天香具山の日陰蔓(ひかげのかずら)を襷(たすき)に笹の葉を手に乳房もあらわに乱舞し、岩屋戸開きのきっかけを作ったが、この事が神楽の始まりといわれ、御神徳は芸事の上達成就・子宝・安産・長寿などである。()
(左上)七福徳寿板木 この板木を心を込めて力強く七つ打って祈願すると、荒立宮の御祭神猿田彦命(さるたひこのみこと)をはじめ天孫降臨の八百萬大神より七つの御神恵(しんけい)を拝受することが出来るという。五穀豊穣・交通安全・商売繁盛・家運繁栄・縁結び安産長寿・厄除け・芸能武道学業成就()