住所/〒883-1601 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良字上椎葉TEL/0982−67−2221 アクセス★電車/JR日豊本線「日向市」駅より 宮崎交通バスにて「上椎葉」下車 徒歩約5分 ★車/東九州自動車道「日向」ICより約1時間30分 九州自動車道「御船」ICより約1時間40分 駐車場/約20台(観光協会駐車場 無料)拝観料/無料 境内自由
御祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、素戔嗚命(すさのおのみこと)。旧称厳島大明神と尊称し、1185年に鎌倉幕府より、長門国壇ノ浦の戦いで敗れた平家一門追討の命を受けた那須大八郎宗久が、大峻嶮椎葉山中での平家残党の叛意なき姿を深く憐れみ、平家尊々の安芸ノ宮島厳島神社の守護神を勧請して創祀された。()
山中五社(村内11社の中の5社)の氏神様と称され、秋の例大祭、冬祭りの夜神楽祭等、多くの参拝者で賑わい、交通安全、厄除、女神様等としての信仰も篤く、村を見渡す小丘に鎮座している。1955年(昭和30年)に改築されて以来、時代の変遷と共に老朽化したため1996年(平成8年)に本殿、幣殿、拝殿を修築し、社務所、手水舎を新築、1998年(平成10年)に参道が改修された。境内地には鶴富姫が使ったと言われる「鶴富姫化粧の水」や、那須大八郎の「陣屋跡」等の伝説地がある。()
(右上)鶴富屋敷那須大八郎の妻となった鶴富姫の住まい「那須家住宅」(昭和31年国指定重要文化財)。那須大八郎と鶴富姫の悲恋の舞台である。指定当時は茅葺(かやぶき)だったが、1963年(昭和38年)に火災防止のため銅板葺きに変更された。()