源空寺の御朱印
法然上人二十五霊場 御朱印

法然上人二十五霊場

京都の神社・仏閣
源空寺
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住所/〒612-8052 京都市伏見区瀬戸物町745
TEL/075−601−2937
アクセス
★電車/近鉄「桃山御陵前」駅、または京阪「伏見桃山」駅下車 徒歩約5分
     JR奈良線「桃山」駅下車 徒歩約10分
★車/名神「京都南」ICから約12分
駐車場/数台(無料)
拝観料/無料
拝観時間/8:00〜16:00

山門
山門
法然上人二十五霊場石碑
法然上人二十五霊場石碑

浄土宗。正しくは寶海山(ほうかいざん)法然院源空寺という。法然上人二十五霊場第15番。
もとは三井寺公胤(こういん)僧正の弟子忍空(にんくう)上人の草庵であった。上人は三井の学徒として天台の門流を汲んだが、深く法然上人の徳風を仰ぎ、特に浄土の教義を信じ、山城の木幡の里(現在の宇治市炭山)に隠れて一草庵を結び専修念仏をしていた。1195年奈良大仏殿再建落慶供養の道師として法然上人が下向しその帰途で留錫教化した。そして別れの際、請われ、張貫きの像を作り忍空上人に与えた。ここで草庵を改めて念仏の道場とし、その尊像を安置し、上人を仰いで開山となった。
その後、1612年、江戸の幡随意(ばんずいい)上人が九州の異教徒教化の帰途、余りにもこの地が辺鄙なのを歎き、移すことを請い、徳川二代将軍秀忠、三代将軍家光によって当地に移された。()

本堂
本堂
本堂ご詠歌扁額
本堂ご詠歌扁額

山門
山門
山門扁額
山門扁額

(上下)山門 二層から成る珍しい山門で伏見城から移築された遺構といわれている。その階下両脇には即一六躰地蔵や愛染明王像、また豊臣秀吉に天下統一の大福を授けたといわれる朝日大黒天像が祀られている。この大黒天像は豊臣秀吉の持念仏で、もと伏見城の巽櫓(たつみやぐら)にあったものが、一時京町大黒町に預けられた後、当寺に移された経緯から、当地はかつて新大黒町とも呼ばれていた。
即一六躰地蔵尊は五角形の台座の各面に一体ずつ地蔵尊が刻まれ、さらに台座の上にもう一体の地蔵尊が安置されている。その横の愛染明王像は鎌倉時代以前のものと思われ、当寺が以前天台宗寺門派に属していたころのものと思われる。()

朝日大黒天像
朝日大黒天像
愛染明王像・即一六躰地蔵
愛染明王像・即一六躰地蔵



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