住所/〒678-0215 兵庫県赤穂市御崎1 TEL/0791−42−3547 アクセス★電車/JR赤穂線「播州赤穂」駅より神姫バスで「御崎」バス停下車すぐ ★車/山陽自動車道「赤穂」ICから約15分 駐車場/無料(約20台)拝観料/無料 境内自由
延喜式内社。御祭神は伊和都比売(いわつひめ)大神。 伊和都比売(いわつひめ)大神は、もともと伊勢外宮の豊受比売(とようけひめ)といわれ、また播磨一宮の伊和大神、即ち大穴牟遅神(おおなむちのかみ)の比売神ともいわれ、古くから御崎明神と称された赤穂御民族の祖神である。()
もとは大園と呼ばれる前方海上の八丁岩の上に祀られてあったものを、江戸時代に赤穂藩浅野家初代藩主浅野長直が現境内地に社殿建立着工し、孫の三代藩主浅野内匠頭長矩(ながのり)の治世である1683年に完成し遷座した。現拝殿は1930年(昭和5年)に現在の場所に再建され、本殿は創建当時のままで建材も変わらず拝殿北側に移築された。かっては日本海軍の勇将東郷平八郎元帥をはじめ、歴代連合艦隊司令長官の崇敬篤く、しばしば艦隊を率いて帝国海軍の勇士が参拝したという。現在でも船員漁師などが航海安全と大漁祈願で後をたたないほど信仰が盛んである。()