篠栗四国八十八ヶ所 |
篠栗四国八十八ヶ所 |
住所/〒811-2405 福岡県糟屋郡篠栗町篠栗1441 |
---|
参道 |
御堂 |
本尊は大日如来。篠栗四国八十八ヶ所霊場第72番札所。 |
堂内 |
扁額 |
藤助翁は篠栗村中ノ河内の金澤家に生まれ、田ノ浦の藤木家の養子となる。信仰に篤く、若杉石井坊の住職賢貞師に師事して、真言密教の大意を悟り、単身四国遍路の旅に出て大師の遺跡を巡拝した。当時の篠栗に慈忍尼が中断させたままの四国霊場を遷した八十八ヶ所霊場創設の引き継ぎを決意、同志を募り、四国の各札所の聖砂を持ち帰り、八十八体の本尊石仏を刻み、村の人々に頼み込んでお堂を建て、篠栗新四国霊場の基礎を創った。 |
|
得忍堂 |
得忍堂扁額 |
藤木家は三代目の時、水車による粉ひき業を生業にするために田ノ浦から多々良川沿いの現在地に移転した。1953年(昭和28年)篠栗新四国120年祭を機に発起人印藤与市郎氏、直系の四代目子孫藤木藤助氏らによって本堂を改築、堂前に得忍堂を建立した。藤木家は初代と四代が藤木藤助を名乗っている。 |