住所/〒877-0012 大分県日田市淡窓2-3-25TEL/0973−23−7801 アクセス★電車/JR久大本線「日田」駅より徒歩約15分 ★車/大分自動車道「日田」ICから約10分 駐車場/境内に数台(無料)拝観料/無料
真言宗醍醐派。山号は遍照山(へんじょうざん)。本尊は不動明王立像。九州八十八ヶ所百八霊場第95番札所。 建立は、当時日田町大字南豆田字鉄砲場(現在の丸の内町)に在住の水島安兵衛翁の発願によるもの。翁は、1881年(明治14年)39才の時に四国八十八ヶ所の参拝巡礼の旅に出て、第51番札所石手寺参拝のおり弘法大師のご加護を頂き深く感銘し、その報恩感謝の誠と多くの人々に大師のご加護のあらんことを念じて一寺建立を発願した。翁は一寺建立にあたり私財の大半を喜捨し、また幾多の困難を克服して1888年(明治21年)大分県下毛郡中津町より明王院の院号を鉄砲場に移し、更に山号を遍照山、寺号を明王寺に改め、創建した。()
その後、京都醍醐寺より吉水隆禅師が普山し第2世住職となる。この時招来した不動明王尊像が現在の本尊であり、理源大師聖宝の作と伝わる。そして、1926年(大正15年)に現在の淡窓町に移転し、淡窓不動尊と呼ばれ親しまれている。()