烏丸通四条上ル笋町
中国の史話「二十四孝」の一人である孟宗が、病気の母の好物である筍(たけのこ)を、雪の中探し回り、ついに掘り当てて母を喜ばせた説話を題材とした山。筍(たけのこ)山ともいう。見送の白綴地に墨一色で描かれた竹内栖鳳筆「孟宗竹林図」は、極彩色豊かな山鉾の中では異色。また、平山郁夫筆の胴懸「砂漠らくだ行(日)」「砂漠らくだ行(月)」は、平成20年、21年に新調された。()