新町通六角下ル六角町
「くじ取らず」で、後祭の巡行で橋弁慶山に次いで2番目を行く。「上(のぼ)り観音山」とも呼ばれる。1353年創建であることが町内に残る古文書に記され、山の舞台には楊柳観音像と韋駄天立像を祀り、1833年に飾屋根を付けた。巡行時には見送の横から大きな柳の枝をさし出しているが、これは諸病を治してくれる楊柳観音にちなむ。松の真木には昔は尾長鳥を飾っていたが今は鳩。見送や水引、飾金具など豪華な装飾品を数多く所有。()