御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、菅原大神（菅原道真）。
洛陽天満宮二十五社のひとつ。()

太古この近辺は神楽岡と称する大きな森林であり、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の二神が鎮守の神として祀られていた。
９４７年、北野に天満宮が創建されて、初めて神輿がこの場所に渡御したことにより御旅所と定められ、地名も御輿岡に改称された。さらに菅神を合祀して北野天満宮の境内外末社となる。()

１６０７年の天満宮本社造営の際、西ノ京氏子の人々がこれを祝って新鮮な農作物で神輿を作り、９月４日神前に奉納したのが今に受け継がれるずいき祭の発祥である。
毎年ずいき祭期間中の１０月１日より３日まで、当所には三基の鳳輦(ほうれん)とずいき神輿が駐輦し八乙女田舞(やおとめたまい)や献茶祭などの祭典・行事でにぎわう。()