綾戸國中神社の御朱印
御朱印 乙訓鎮座神社巡り 御朱印

乙訓鎮座神社巡り
乙訓鎮座神社巡り 御朱印

乙訓鎮座神社巡り

京都の神社・仏閣
綾戸國中神社(あやとくなかじんじゃ)
【綾戸國中神社のサイトへ】

住所/〒601-8212 京都市南区久世上久世町446
TEL/075−921−3388
アクセス
★電車/JR京都線「桂川」駅から徒歩約6分
     阪急京都線「洛西口」駅から徒歩約15分
     市バス「久世橋西詰」より徒歩約5分
★車/名神「京都南」ICより約15分
駐車場/約3台(無料)
拝観料/無料  境内自由
社務所開所時間/9:00〜17:00
       土日祝日は10:00〜16:00

南鳥居
南鳥居

昔は綾戸宮と國中宮の二社であったが、現在では合祀され、左に綾戸宮が、右に國中宮が鎮座されている。
御祭神 は、綾戸宮:大綾津日神(おおあやつひのかみ)大直日神(おおなおびのかみ)神直日神(かむなおびのかみ)、國中宮:素盞鳴尊(すさのおのみこと)
乙訓鎮座神社巡りのひとつ。()

拝殿
拝殿
拝殿(正月)
拝殿(正月)

521年に大堰川(おおいがわ)(桂川)七瀬の祓神として大井社と称し創建、965年に綾戸社と改称された。
國中社は山城國乙訓郡訓世村(現南区久世上久世町)がまだ一面湖水の時、素盞鳴尊(すさのおのみこと)が天から降り給い、水を切り流し、土地を開き、広々とした平野とされた。そして尊の愛馬天幸駒の頭を自ら彫刻して授けた。これが國中社の御神体であり、もとは蔵王の杜(現光福寺蔵王堂)に社地があって中世には牛頭天皇社とも呼ばれていた。()

本殿
本殿
拝所神額
拝所神額

戦国時代、國中社が綾戸社の境内に移され、以来綾戸國中神社(あやとくなかじんじゃ)と称するようになった。
社殿は昔は西向きの二社殿であったが1934年(昭和9年)の室戸台風によって倒壊したため、そこから北の場所に神社本来である南向きの一社殿二扉の本殿と拝所を1936年(昭和11年)秋に再建、その後、拝殿・神饌所が造営され神社としての形態を整えた。しかし、1964年(昭和39年)に東海道新幹線の開通のため社殿等を東に移転し現在の形態となった。()

新幹線の向こうが社務所
新幹線の向こうが社務所
西鳥居
西鳥居
西鳥居
西鳥居

日本三大祭のひとつである祇園祭の久世駒形稚児は、当社の氏子や関係者から選ばれる。
久世駒形稚児は、7月17日の神幸祭と7月24日還幸祭の神輿渡御で、素盞鳴尊(すさのおのみこと)を祀る神輿の中御座の行列に伴って廻る稚児をいう。八坂神社のご祭神が、素盞鳴尊(すさのおのみこと)和御魂(にぎみたま)(神の優しい側面)で、綾戸國中神社(あやとくなかじんじゃ)のご祭神が、八坂神社と同一神の荒御魂(あらみたま)(同じ神の荒々しい側面)といわれている。
通常、神社の御神体は「三種の神器(勾玉・剣・鏡)」が殆どだが、綾戸國中神社(あやとくなかじんじゃ)の御神体は「駒形(馬の首の彫り物)」。久世駒形稚児は胸にその形代(かたしろ)をかけるので、神の化身とみなされ、長刀鉾稚児や皇族でも乗り物から降りなければならない八坂神社の境内にも馬に乗ったままで入れ、直接本殿に乗り付けることができる。八坂神社和御魂(にぎみたま)綾戸國中神社(あやとくなかじんじゃ)荒御魂(あらみたま)が来て、両者が合体してはじめて祇園祭が成立するともいわれている。()



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