法界寺の御朱印
本堂(薬師堂) 御朱印

本堂(薬師堂)
阿弥陀堂 御朱印

阿弥陀堂

京都の神社・仏閣
法界寺
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住所/〒601-1417 京都市伏見区日野西大道町19
TEL/075−571−0024
アクセス
★電車/地下鉄東西線「石田」駅から徒歩約20分
     あるいは地下鉄東西線「石田」駅、京阪「六地蔵」駅から、
       京阪バス「日野薬師」バス停下車すぐ
★車/名神「京都東」ICから約20分
駐車場/数台(無料)
拝観料/500円
拝観時間/9:00〜17:00

山門
山門
本堂
本堂

真言宗醍醐派別格本山。山号は東光山。日野薬師と呼ばれる。
西国薬師四十九霊場第38番札所。
藤原氏の北家にあたる日野家菩提寺。822年藤原家宗が慈覚大師円仁より送られた伝教大師最澄自刻の薬師如来の小像を祀り、平安後期1051年に日野資業(すけなり)が薬師如来像を造って、その小像を胎内に収め、この地にあった日野家の山荘に薬師堂を建立、寺に改めたことに始まる。
日野家は藤原氏の流れをくむ貴族で、浄土真宗の開祖・親鸞や室町幕府八代将軍・足利義政に嫁ぎ政務で手腕を発揮した日野富子らを輩出している。法界寺は代々一族が堂塔を整え荘厳美麗を極めたが、兵火で焼失し、現在は本堂(重要文化財)と阿弥陀堂(国宝)が残るのみである。
親鸞は、日野資業(すけなり)から四代後で1173年(承安3年)4月1日皇太后宮大進正五位日野有範(ありのり)を父に、清和源氏八幡太郎義家孫娘の吉光女(きっこうにょ)を母に、ここ法界寺で生まれた。9歳で粟田青蓮院にて慈円僧正を戒師として得度するが、それまではこの日野で過ごし、この阿弥陀如来に日夜合掌礼拝していたという。()

本堂
本堂
阿弥陀堂
阿弥陀堂

(左上)薬師堂(重要文化財) 現在のものは1904年(明治37年)奈良県竜田の伝燈寺本堂を移築したもの。西国薬師四十九霊場の本尊・薬師如来像と運慶作と伝わる脇士日光月光十二神将(ともに重要文化財)が安置されている。この本尊に祈願すると、授乳のご利益があるということから、通称「乳薬師」とも呼ばれる。
(右上)阿弥陀堂(国宝) 藤原時代に起こった浄土教の流行や、末法思想等の影響で、極楽浄土の具象化として各地に建てられた典型的な阿弥陀堂建築の一つで、平等院鳳凰堂と相前後して建立された。定朝様の阿弥陀如来坐像とともに国宝に指定されている。()



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