住所/〒612-0811 京都市伏見区深草笹山町15TEL/075−642−5838 アクセス ★電車/JR奈良線「稲荷」駅より徒歩約20分 京阪本線「伏見稲荷」駅より徒歩約25分 駐車場/なし 拝観料/無料 境内自由
主祭神は天照大御神、稲荷大神を配祠、十種(とくさ)の神宝(かんだから)を奉安する。通称、神宝(しんぽう)さんともいう。 伏見稲荷大社の千本鳥居を抜けていく途中の丘に鎮座する。神社の名前にもなっている「神寶」とは十種神宝、すなわち興津鏡(おきつかがみ)、辺津鏡(へつかがみ)、八握剣(やつかのつるぎ)、生玉(いくたま)、死反玉(まかるかえしのたま)、足玉(たるたま)、道反玉(ちかえしのたま)、蛇比礼(おろちのひれ)、蜂比礼(はちのひれ)、品物之比礼(くさぐさのもののひれ)のことをいい、物部氏の祖神、饒速日尊(にぎはやひのみこと)が天上よりもたらしたとされる。()
平安時代は稲荷山に祀られていたといわれ、その後、仁和年間(885〜889)宇多天皇が大神宝使(伊勢神宮以下諸社に神宝・幣帛(へいはく)の奉献のため派遣される使)を発遣するなど皇室の信仰も篤かった。しかし中世以降は廃れ、1957年(昭和32年)に再建される。()