住所/〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町 TEL/0887−22−3196 アクセス★電車/土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線「奈半利(なはり)」駅、 または阿佐海岸鉄道阿佐東線「甲浦(かんのうら)」駅より 高知東部交通バスで「岬ホテル前」バス停下車 徒歩約5分 ★車/高知自動車道「南国」ICより約2時間 駐車場/約5台(無料) 拝観料/無料 見学自由
四国八十八ヶ所番外札所の一つ。御蔵洞ともいう。御厨人窟(みくろど)の向かって右側に神明窟(しんめいくつ)がある。それぞれ祠があり、御厨人窟(みくろど)には五所神社、ご祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)、神明窟(しんめいくつ)は神明宮、ご祭神は大日霊貴命(おおひるめむちのみこと)となっている。これらの穴は波によって削られた洞窟(海食洞)である。()
弘法大師が19歳の時、室戸岬を訪れ、海岸近くにある御厨人窟(みくろど)で虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を修行し成就した。洞窟から見えるのは空と海だけであり、大師はこの地での悟りの中から空海の名に改められている。「御厨人窟(みくろど)の波音」は環境庁の「残したい”日本の音風景100選”」に選ばれている。なお、神明窟(しんめいくつ)は2012年秋より、落石のため立入禁止となっている。()