『入山口』
 ちょっとでも滝に近いところの駐車場を、っと車で細い道をどんどん進んでいくと、行き着いたとこがココ ⇒
皆さんはここまで来るまでに何処かに止めなければなりません。
ここまでに旅館や土産物屋さんがいっぱいありましたが、ここからは土産物屋、食堂が2、3軒あるだけ。
土産を見たい人もココまで着たら残り少ないですよ。

駐車場
日本サンショウウオセンター じゃんじゃの水

 赤目四十八滝の入り口です。ここは日本サンショウウオセンターの入り口でもあります。ここを通り抜ければ、約4km、往復3時間ほどの遊歩道が続いています。
 これまでにこの赤目四十八滝は「日本の滝100選」「森林浴の森100選」「遊歩100選」にも選ばれ、ハイキングや散策、森林浴など、さまざまに自然を楽しむことができます。

 もらったパンフレットです

『日本サンショウウオセンター』
 日本サンショウウオセンターは、赤目四十八滝の入口にある全国でも珍しいミュージアムです。赤目生まれのオオサンショウウオをはじめ国内産、海外産あわせて160余匹が飼育されています。
 オオサンショウウオは「生きている化石」と呼ばれる稀少動物で、特別天然記念物に指定されています。その個性的な姿や生態をじっくり見ることができるのはここならではの魅力です。

日本サンショウウオセンター 日本サンショウウオセンター
日本サンショウウオセンター 日本サンショウウオセンター

『遊歩道』
 日本サンショウウオセンターを通り抜けると、ここから遊歩道が始まり、大小さまざまな滝が約4Kmにわたって続きます。往復すれば約3時間。
 また滝に沿って続くこの遊歩道は整備されていますので、山道と違って歩きやすく、途中の茶店で座って一休みもできますし、トイレも完備していますので、安心です。

入り口 散策路

 ここからはいくつかの滝を紹介します。と言っても、最後まで歩ききれてません。だから最初のほうの4つの滝だけですが…。

『霊蛇滝(れいじゃだき)』
 落差6m、幅3m、滝そのものの美しさもさることながら碧く澄んだ滝壺も滝に劣らぬ美しさです。滝壺の深さは約7m。霊蛇滝の名は白蛇が岩をよじ登る趣があり、滝の流れの中に顔を出す岩が竜の爪痕を思わせるので付けられました。

霊蛇滝

『不動滝(ふどうだき)』
 高さ15m、幅7m、滝壺の深さ10m。滝参りとは、不動明王にちなんで名付けられたこの滝にお参りすることをいい、明治の中頃まではここより奥は原生林で、入ることができませんでした。渓谷にかけられた不動橋からの眺めは壮観です。

『千手滝(せんじゅたき)』
 高さ15m、幅4m、滝壺の深さ約20m。滝、岩、樹木、滝壺が調和して、絵のような美しさです。岩を伝って千手のように落水するところから名付けられたとも、千手観音にちなんで名付けられたとも言われています。

千手滝

『布曳滝(ぬのびきだき)』
 高さ30mから一条の布をかけたように落ちる滝は、赤目五瀑のひとつにふさわしい美しさです。全国各地に同名の滝がありますが、赤目の布曳滝はその代表格。滝壺の深さは約30mもあり、固い岩をえぐった水の力には感心させられます。

布曳滝