住所/〒647-1732 和歌山県田辺市本宮町湯峯113TEL/0735−42−0256 アクセス★電車/JRきのくに線「新宮」駅より、熊野交通バス「湯の峰温泉」下車すぐ JRきのくに線「紀伊田辺」駅より、龍神バス「湯の峰温泉」下車すぐ ★車/阪和自動車道「南紀田辺」ICから国道311号線で約2時間 駐車場/無料(約100台 湯の峰温泉共用)拝観料/無料
天台宗。山号は薬王山。熊野曼荼羅第15番。湯の峰温泉は、今から約1800年ほど昔、第13代成務天皇の御代に熊野国造大阿刀足尼が発見、日本最古の温泉と言われている。その最初の噴出地が東光寺であった。本尊である薬師如来像は湯の花が自然に積もり化石となったもの、また胸のあたりから湯が湧き出ていたため、その像は「湯胸薬師(ゆのむねやくし)」と呼ばれていた。「湯の峰」の地名はこの「湯の胸」に由来すると伝えられる。 第16代仁徳天皇の御代に裸形上人が、この湯の花化石薬師如来像に感得し、草庵を結び、東光寺を開基した。熊野御幸では湯の峰温泉に一泊して身心共潔めてから詣るのが順序だった。()
小栗判官蘇生の地と伝えられ、また熊野九十九王子の1つ「湯の峰王子」が近くには祀られている。東光寺境内は史跡熊野参詣道中辺路の一部として世界遺産に登録されている。()
100℃近い源泉が湧く「湯筒」。温泉たまごができるまで待っている方も多数いた。思いついて訪れた場所、もっと詳しく調べて行ったら良かった…。()