住所/〒113-0031 東京都文京区根津1-28-9TEL/03−3822−0753 アクセス★電車/東京メトロ千代田線「根津」駅・「千駄木」駅、 南北線「東大前」駅より徒歩約5分 都営地下鉄三田線「白山」駅より徒歩約10分 ★車/首都高速上野線「上野」出入口より約15分 駐車場/北口脇に有料駐車場(23台)あり 参拝時は本殿脇受付にてサービス券を発行 拝観料/無料 境内自由(つつじ苑200円)
御祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)・大山咋命(おおやまくいのみこと)・誉田別命(ほんだわけのみこと)、相殿に大国主命・菅原道真公を祀る。東京十社の一つ。創建年代は不詳だが、日本武尊(やまとたけるのみこと)が千駄木の地に創祀したと伝えられる。文明年間(1469〜87)には太田道灌(どうかん)が社殿を奉建している。 1705年、5代将軍徳川綱吉(家光の四男)の養嗣子に家宣(6代将軍)が入ったため、家宣の生まれた山手屋敷(父綱重の別邸)が献納され、千駄木にあった当社を移して社殿が造営された。この社殿は権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門の全てが欠けずに現存し、国の重要文化財に指定されている。()
家宣は綱吉の兄綱重(家光の三男)の長子であったが、綱重が正室を娶る前に生まれている。したがって家宣の胞衣(えな)塚(胎児を包んだ膜と胎盤を埋めた塚)が当社に残っている。例大祭は根津権現祭とも呼ばれ、江戸三大祭の一つと呼ばれることがある。当時家宣が献納した大神輿3基が現存している。()
(左上)乙女稲荷神社 御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。社殿両側には奉納された千本鳥居が立ち並ぶ。 (左下)つつじ苑 つつじの名所で、毎年4月中旬〜5月上旬には「文京つつじまつり」が催され、期間中は7千坪の神苑に100種3000株ものつつじが咲き乱れ、茶屋・植木市・露店が立ち並び、参拝者で賑わう。()