住所/〒849-3222 佐賀県唐津市相知町黒岩183TEL/0955−62−2609 アクセス★電車/JR唐津線「本牟田部」駅より徒歩約15分 ★車/西九州自動車道「唐津」ICより約10分 または厳木多久(きゅうらぎたく)有料道路「牧瀬(まきせ)」ICより約20分 駐車場/約50台(無料)拝観料/無料
曹洞宗。山号は芙蓉山(ふようざん)。本尊は薬師如来立像。九州四十九院薬師霊場第41番札所。 1383年に岸岳城主(鬼子岳城主)波多安房守源武が無着妙融大和尚(真空禅師)を開山として迎え建立した。波多安房守は松浦党の氏族。当寺は波多氏累代の菩提寺である。往時は寺領450石、境内は一里四方に及び安居僧1000名、末寺39を擁す曹洞宗九州三ヶ寺の一つと称された。()
1594年、波多氏滅亡に伴い、寺領山林はことごとく没収され繁栄の基を断たれて一時は疲弊したが、慶長年間(1596〜1615年)唐津城主寺沢廣高の代に再興、諸堂の修築が行われたという。中興開山は融能である。()