常光円満寺の御朱印
摂津国八十八ヶ所霊場 御朱印

摂津国八十八ヶ所霊場

大阪の神社・仏閣
常光円満寺(じょうこうえんまんじ)
【常光円満寺のサイトへ】

住所/〒564-0031 大阪府吹田市元町28-13
TEL/06−6381−0182
アクセス
★電車/JR京都線「吹田」駅、阪急千里線「吹田」駅より徒歩約5分
★車/名神・近畿・中国道「吹田」IC、名神「茨木」ICより約30分
    名神「豊中」ICより約25分
    阪神高速「城北」ICより約15分
駐車場/約10台(無料)
拝観料/無料

仁王門
仁王門
本堂(浜之堂)
本堂(浜之堂)

高野山真言宗。山号は慧日山。
摂津国八十八ヶ所霊場第42番札所。
736年、行基により開山。本尊は聖観世音菩薩。()

客殿と仁王門
客殿と仁王門

735年、行基菩薩が民衆救済のために諸国巡礼中、霊夢で「吹田に聖なる香木がある」というお告げを聞く。当時の吹田は海岸辺りで、夢の通り一本の香木が浜辺に打ち上げられていた。行基菩薩はその香木で聖観音菩薩像を彫刻し、その場所を聖地としてお堂を建て、香木の聖観音菩薩像を本尊として祀った。()

鎮守気比明神
鎮守気比明神
修行大師像
修行大師像

布教道場となったこのお堂は浜辺に建てられたので、人々は「浜之堂」とよび、行基菩薩の話を聞くため「集まる者つねに千人を越す」と言われ、人々は智慧を授かるために日夜光明(こうみょう)が絶えなかったので、いつか誰言う事なく、山号は「慧日山」となり、「常に光明を放つ寺=常光寺」と呼ばれるようになった。
その後、隣村の吉志部(現在の岸部)にあった圓満井流の猿楽(能楽)発祥の地である円満院を合併して、寺名を「常光円満寺(じょうこうえんまんじ)」と改めた。()

鐘楼
鐘楼
七福神両天堂
七福神両天堂

西国三十三ヵ所お砂ふみ壇
西国三十三ヵ所お砂ふみ壇
信貴山遥拝石
信貴山遥拝石
西国三十三ヵ所お砂ふみ壇
西国三十三ヵ所お砂ふみ壇

1369年には足利三代将軍義満が本尊聖観音菩薩に深く帰依、石垣の修繕料をすべて寄進し、祈願所として自らの武運長久を祈り、以来、足利将軍の菩提寺となる。また、名将吹田氏も亡母の供養のため多くの土地を寄進し、菩提寺として深く信仰した。
このように当時は数万坪という広大な寺領荘園をもち、七堂伽藍を有し、塔頭僧坊十三を数えるほどであったが、応仁の乱にて全焼し、寺領荘園のすべてを失うこととなった。
そしてようやく1671年に教範和尚によって再建され、1981年には老朽化した本堂が建てかえられ、現在に至る。()



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