住所/〒555-0033 大阪市西淀川区姫島4-14-2TEL/06−6471−5230 アクセス★電車/阪神電車「姫島」駅から徒歩約6分 JR東海道本線「塚本」駅から徒歩約25分 阪神なんば線「福」駅から徒歩約15分 駐車場/2台(無料) 拝観料/無料 境内自由
御祭神は阿迦留姫命(あかるひめのみこと)。相殿に住吉大神、神功皇后を祀る。創建年代は不詳。1872年(明治5年)郷社に列せられる。境内には1648年からの石燈籠が10基あり、少なくとも江戸時代以前から阿迦留姫命(あかるひめのみこと)を祀っていたと考えられる。()
古事記には、阿迦留姫命(あかるひめのみこと)が新羅の王子(天之日矛(あめのひぼこ))の妻となるが、夫に耐えかね祖国に逃避行してきたとある。応神天皇の御代、新羅の国から筑紫の比売島、さらに移って摂津の比売島(姫島)に留まったと伝えられている。阿迦留姫命(あかるひめのみこと)は夫と別れ、海を渡り、新たな地で再出発し、女性達に機織りや裁縫、焼き物や楽器などを教えたことから、多くの女性に親しまれ、決断と行動の神様として信仰されてきた。また赤い玉から美しい女性に姿を変えたことから、美の神様ともいわれている。()
当社は大阪大空襲により社殿・宝物・地車10基以上を焼失、戦後は再起を図る人々の信仰も集め、阿迦留姫命(あかるひめのみこと)同様なにも無い状態からの出発となり、やりなおし神社ともいわれるようになる。鳥居は、2014年では阪神淡路大震災にて傷み、そして老朽化の為に撤去となっていた(下の写真)。()