住所/〒870-1123 大分市寒田(そうだ)1644TEL/0975−69−4182 アクセス★電車/JR豊肥本線「敷戸」駅より徒歩約40分 JR日豊本線「大分」駅よりバスで約30分 「寒田団地南口」バス停下車 徒歩約10分 ★車/東九州自動車道「大分米良」ICより約20分 駐車場/約130台(無料)拝観料/無料 境内自由
豊後一之宮。ご祭神は西寒多大神(ささむたのおおかみ)で、天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)、月読尊(つきよみのみこと)、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)の総称。()
社伝によると、神功皇后が三韓に兵を進めて帰陣の際、本宮山に行幸し一本の白旗を建てたという。それを人々が敬い瑞垣(みずがき)を結び聖地として崇められるようになった。その後、278年(応神天皇9年)、勅命により武内宿禰が本宮山上に祠を建てたのが始まりという。さらに、藤原鎌足が百済救済のため豊前国仲津郡まで来た際、霊夢のお告げにより西寒多神社に参拝し、老朽化した社殿を修復、太刀一振りと八幡舞面を奉納している。()
869年には朝廷より神階従五位下が授けられ延喜式神名帳で豊後国唯一の式内大社とされた。以後、大友家歴代からの尊崇を集め、特に大友家第10代大友親世は社殿を現在の地へ遷座を行うなど崇敬を厚くしていたとされる。江戸時代になると豊後国一宮として称されるようになり、1871年(明治4年)には国幣中社に列格、その後、社格制度の廃止に伴い別表神社として氏子、崇敬者の尊崇を受けている。()