住所/〒871-0075 大分県中津市寺町961-2TEL/0979−22−3509 アクセス★電車/JR日豊本線「中津」駅より徒歩約6分 ★車/椎田道路「椎田」ICから約30分 宇佐別府道路「宇佐」ICから約40分 大分自動車道「日田」ICから約2時間 駐車場/約10台(無料)拝観料/無料拝観時間/7:00〜17:00
浄土宗鎮西派。山号は鏡智山(きょうちざん)。1587年黒田如水の開基、真誉見道(しんよけんどう)上人の開山で、黒田、細川、小笠原と歴代藩主に守護されてきた。墓地には儒学者山川東林(やまかわとうりん)、玉樵(ぎょくしょう)父子の墓、奥平家の重臣桑名家、東條家の墓がある。()
河童の由来の寺として名高い。江戸時代中期、当寺の寂玄(じゃくげん)上人が河童共を仏の道に入らせ、修行の末、河童の頭目三匹に戒名を授けた。河童たちは、上人への恩返しに寺を火災から守ったという。この寺の瓦には、珍しく「水」の印の瓦が葺かれていて、水乞いの祈りが捧げられたという。境内には「河童の墓・河童の池」があって、今でも寺の法要の時には、必ず河童の頭目の回向を行っている。戒名は現存し、頭目たちの戒名を彫った火難水難除けの護符の版木も残されている。()