住所/〒510-0885 三重県四日市市日永2-11-7TEL/059−345−1666 アクセス★電車/四日市あすなろう鉄道内部線「日永」駅より徒歩約3分 ★車/東名阪自動車道「四日市」ICより約20分 駐車場/約10台(無料) 拝観料/無料
真言宗醍醐派。山号は無動山。本尊は不動明王。三重四国八十八ヶ所第9番札所、東海三十六不動尊第29番札所、伊勢七福神の福禄寿を祀る。奈良時代738年、行基菩薩により開創。平安時代には京都醍醐寺座主・定海僧正の御住坊であった。()
1565年、松井親蔵法印が千種氏の庇護のもと、一族の守り本尊であった不動明王を奉じ氏寺として再興した。1690年、中興第4世海養法印は寺地を今の地に定め、寺号を大聖院と改めた。中興第7世快養法印は神戸藩内の寺社仏閣から当寺を選び、1746年に神戸城地鎮祭の祈祷を執り行った。その後も醍醐三宝院直末、神戸藩主御祈願寺として信仰を集めたが、明治時代初めの廃仏毀釈で多くの寺領地を失い、境内も現在の範囲を残すのみとなった。本尊不動明王(秘仏)は鎮守府将軍源頼義・義家父子の念持仏で、平安時代後期の代表的尊像として重要文化財に指定されている。()