住所/〒616-8439 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5 TEL/075−865−1231 アクセス★電車/JR京都線「京都」駅、京阪「三条」駅または阪急「嵐山」駅より 京都バス清滝行きにて「愛宕寺(おたぎでら)前」下車すぐ ★車/名神「京都南」ICから約35分 駐車場/10台(無料)拝観料/300円拝観時間/8:00〜17:00
稱徳(しょうとく)天皇(764〜770年)の開基により山城国愛宕(おたぎ)郡(現在の北区・左京区)に愛宕(おたぎ)寺として建立された。平安朝の初め、鴨川の洪水により堂宇が流出したため、天台宗の僧阿闍梨(あじゃり)伝燈大法師(でんとうだいほつし)千観内供(せんかんないぐ)(918〜984年)によって再興された。これより天台宗比叡山の末寺となり等覚山(とうかくざん)愛宕院(おたぎいん)と号した。また千観は生涯仏名を唱えて絶えることがなかったので、世に念仏上人ともいわれ、当寺を愛宕(おたぎ)念仏寺と称するようになった。()
それから後、1922年(大正11年)堂宇の保存とあたご山との信仰的な関係から現在地に移築された。1991年(平成3年)11月、寺門興隆を祈念して、1200人の一般参拝者の手によって彫られた羅漢像の「千二百羅漢落慶法要」が行われた。()