京都の神社・仏閣
化野念仏寺
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住所/〒616-8436 京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
TEL/075−861−2221
アクセス
★電車/JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅
        あるいは京福電鉄「嵐山」駅下車 徒歩約30分
      JR「京都」駅、京阪「三条」駅から
        京都バス「鳥居本」バス停より徒歩約5分
★車/名神「京都南」ICから約40分
駐車場/500円(2時間)
拝観料/500円
拝観時間/9:00〜16:30 (12〜2月は15:30まで)
  (4、5、10、11月の土・日・祝は17:00まで)

参道入り口
参道入り口
入り口
入り口

約1100前、弘法大師が五智山如来寺を開創され、その後、法然上人の常念仏道場となり、現在、華西山東漸院念仏寺と称し浄土宗に属する。
「あだし」とははかない・むなしいとの意味で、又「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図している。

西院の河原
西院の河原
西院の河原
西院の河原

この地は古来より葬送の地で、初めは風葬であった。これは『あだし野の露消ゆる時なく、鳥部山の煙立ち去らでのみ住み果つる習ひならば、…』と兼好法師の『徒然草』の一説からも伺える。その後、土葬となり人々が石仏を奉り、永遠の別離を悲しんだ所である。
境内に奉る多くの石仏・石塔は一帯に葬られた人々のお墓である。何百年という歳月を経て無縁仏と化し、あだしのの山野に散乱埋没したいた。明治中期に地元の人々の協力を得て集め、釈尊宝塔説法を聴く人々になぞらえ配列安祀してある。賽の河原に模して「西院の河原」と名づけられている。

竹林
竹林
六面六体地蔵
六面六体地蔵

西院の河原、みず子地蔵尊を通り抜け、竹林の階段を上りきると霊園があり、その傍らに六面六体地蔵があります。
六面六体地蔵は六つの迷界(六道:地獄、餓鬼、畜生、修羅、人道、天道)のそれぞれにお地蔵様が居られ人々を救われる姿を現したものです。

嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区の説明
嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区の説明
嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区
嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区

この化野念仏寺を境に嵯峨鳥居本地区の上地区は茅葺等の農家風の建物、下地区は瓦葺でむしこ窓や京格子、ばったり床几などをもうけた町家風の建物が建ち並んでいます。
このようにここは農村的景観(農家風)と都市的景観(町家風)が共存し、しかも奥嵯峨の美しい自然と一体となって風趣あるたたずまいを示しており、この優れた歴史的町並みを守っていくために1979年2月に京都市が、5月に国が伝統的建造物群保存地区に指定しました。



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